甲子園に女子マネ禁止の理由はなぜ?危険が原因で退場なら男子と観客も

こんにちは、国際結婚ブロガーのハノンマルです。

2017年全国夏の高校野球選手権が始まりました。

今年の甲子園の練習でも、昨年と同じトラブルが発生しました。

それは、練習中に女子マネージャーがグランドで入ったところ、制限(禁止)がかけられたという点です。

さて、甲子園のグランドになぜ女子マネージャーが入ってはいけないのか？

その理由は？

実は私は、高野連が主張するその理由自体には大賛成です。

でも一方で、

「そもそもの論点がズレている。他の根本対策をするべきでは？」

という考えをお話します。

甲子園に女子マネージャーの入場が制限される理由（原因）は？

 

【甲子園練習で女子マネに注意】夏の甲子園練習で二松学舎大付の女子マネジャーが練習開始前、グラウンドへ飛び出すナインの列に加わったところ、関係者から注意を受けた。危険防止のため、人工芝部分での活動に制限。 https://t.co/8m9PnDHLt6

— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) 2017年8月4日

まず女子マネージャーが 甲子園のグランドに入ってはいけない理由は ひとつ 危険防止のためです

引用　https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000073-sph-base

危険防止のため、ヘルメット着用で外野ノックのボール渡しや、ベンチ前での用具整理など人工芝部分での活動に制限。

だから女性は入れません。

その通りです。危険です。

そんなの当たり前です。

だって、高校野球で使っているボールはめっちゃめっちゃ硬い硬式ボールです。

私は、硬式ボールで野球をしたことはありませんが、キャッチボール程度ならやったことがあります。

硬式球（硬球）が体に当たると、めちゃめちゃ痛いです。

 

私の友達に、高校生の時に甲子園出場を目指して本格的に高校野球をやっていた人がいます。

その人の話によると、大人になった今は、

「あんな硬いボールで野球なんて、もう二度とやりたくない。怖すぎ！」

と言っていました。

（今は、その人は軟式ボールで草野球をしています）

それだけ、硬球を使った野球が身体への危険と隣り合わせということです。

女子マネだけ保護されるのはおかしくない？男子部員や観客も超危険！？そもそも、、、

私がおかしいなと思うのは、

「あんなに危険なボールで野球をやってるのに、なぜ女子部員（マネージャー）だけが禁止対象になるのか？」

という点です。

危険なのは、男子高校生（部員）にとっても同じです。
そもそも、高校野球に「硬式ボール」を使うこと自体が間違ってるのではないか？

 

と思うのです。

 

マネージャーは、試合中にベンチには入れます。

でも、ベンチだってめちゃめちゃ危ないですよね。

 

ファウルボールが飛んでくることがあります。

守備の人が投げたボールが、暴投でベンチに入ってくることもあるでしょう。

 

いやいや、プレイをするチームメンバだけではありません。

 

もっと言えば、観客も危ないですよね。

ファウルボールやホームランボールがスタンドに入ることは、１試合で何度もあります。

 

以前、プロ野球の日本ハムファイターズの試合で「ファールボールの打球が顔面に直撃した女性が失明した」

と言う事件もありました。

[日経]二審も球団に賠償命令　打球で観客失明、3357万円 https://t.co/sB0pJCXQG5 札幌ドーム（札幌市）の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが当たり右目を失明した女性が、北海道日本ハムファイターズなど３者に約4650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審…

— 5newspaper (@_5newspaper) 2016年5月20日

 

 

 

それだけ、硬式ボールは、女子マネージャーだけでなく、プレーをする選手、観客も同様に非常に危険なのです。
だからそもそも、

「硬式ボールを使ってること自体が間違ってるのではないか？」

と思います。

 

根本的な解決策は、比較的やわらかい「軟式ボール」に替えれば良いだけの話です。

 

そんなことを言うと今度は、

「金属バットが危ない」

とか別の危険性をだれかが言うでしょう。

 

じゃあ、そこまでいうなら、

「金属バットの使用を禁止にし、木製バックにする。もっと言えば、プラスチックのバットにすればいい」

 

と思います。

誰のための高校野球？

そう考えていると腹立たしくなってきました。

 

「日本の男子高校生は、非常に危険な環境で野球をしている」

 

そもそも、甲子園ってなんでしたっけ？

 

 

実はもともと、新聞社をもうけさせるためのイベントです。

夏の甲子園は朝日新聞、春の甲子園は毎日新聞。

新聞の発行枚数（部数）を上げ、売上を上げるために始めた大会です。

 

 

たかが、いち民間企業の金儲けのために、高校生を利用しているのです。

 

日本の高校生は、身体の危険にさらされながら、新聞社の金儲けに利用されているだけ？

 

だったら、もっと安全の確保された環境で野球をさせてあげるべきではないのか？

 

そんなことまで思えるようになってきました。

まとめ

甲子園に女子マネージャーが入れない理由は、「危険」だから。

もう、その通りです。危険です。

だったら、女子だけではなく、男子部員（選手）や観客も危険にさらされない道具を使って野球をするべきでしょう。

高野連の主張自体はものすごく正しいけど、根本解決になっていないというお話でした。

PS.

以前、これが流行りましたね。流行った当時、「こんなん読まずに本物のドラッガーを読めよ」とバカにしている人もいましたが、確かに分かりやすいです。私も読みました↓

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [ 岩崎夏海 ]