悲しい、不安、後悔、など
感情が落ち込む時どう対処すればいいのか?
その事前準備ができる本として、
認知科学者の苫米地英人さんが書いた「感情の解剖図鑑」
これがお勧めです。
実際に感情が落ち込んだり、動揺した時にこのような本を冷静に読む余裕はないでしょう。
なので、心の平静を保っている通常時にこの本をさらっと読んでおくのがよいです。
そうすると、実際に何か心が乱れる出来事があった時に、この本に書いてあるアドバイスに助けられます。
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ネガティブな感情とポジティブな感情、感情別に注意するべき点が具体的に書かれている
この本は、ネガティブな感情とポジティブな感情の感情別に対処方法が書いてあります
ネガティブな感情で言うと、
悲しみ、怒り、恐怖、不安、後悔、不安、緊張、嫌悪、恥、軽蔑、嫉妬、劣等感、恨み、あきらめ、無気力、空虚感、落胆、寂しさ
こういった単語を書き並べるだけで、ネガティブな感情が蘇ってきそうな心苦しい。ネガティブ感情のオンパレードw
この感情別に、それぞれの具体的アドバイスが書かれています。
一方のポジティブな感情は、
喜び、楽しさ、幸福、安心、愛しさ、癒し、感謝、憧憬(しょうけい)、好奇心、名誉心、期待、同情、感動、親近感、冷静、興奮、優越感、尊敬、勇気
ポジティブな感情も手放しにしていいというわけではないことが、本書から気が付きます。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
といった言葉の通り、ポジティブな感情にいる時の心のブレーキについても忠告が書いてあります。
とはいっても、人が悩まされるのが、ネガティブな感情の方。その中でも今回、最も苦しい感情の3つ、悲しい、不安、後悔の3点の対処方法について、ポイントをメモしておきます。
悲しい、不安、後悔で感情が落ち込んでいる時の対処方法
まずは、悲しい時のコントロール方法。
本書には、いくつも解が書いてあるのですが、もっとも大事なポイントは2つ。
- 悲しみをもたらす情報をあらかじめ受け入れておくこと。(悲しみの気持ちが起きる事象を)仕方がないこと、とあらかじめ頭にインプットしておくこと
- 悲しい出来事が起きた時、徹底的に悲しむこと
あらかじめ悲しいことを受け入れておくこと、そして、思い切り悲しむこと。
悲しみのどん底に浸ってられるのはせいぜい数日から十数日程度。思い切り悲しむことによって、そのあとは徐々にバランスを取り戻すことができる。そういうものだと理解しておくことが大事と本書にアドバイスが書いてあります。
次に、必要以上に不安を感じる時の対処方法。
こちらは本書に4つほどアドバイスが書いてあります。
が、重要点を1つに絞ると、
自分が置かれている状況や将来起こりうる出来事、発生するリスクを把握しておく。
その結果、漠然と不安を感じることがなくなるということ。
本書には書いてありませんでしたが、よくビジネス書に書いてあるのが、
「不安を紙に書き綴る」
ということ。不安の正体を言葉で明らかにしておくと漠然とした不安が消えるのは、私自身も体感済み。忘れずに続けたい。
次に、後悔せずに生きる方法。
「あの時、こうしてれば良かった」
と思う事って時々あります。
考え方として、
「現実は常にベターだと思われる選択を繰り返した末にたどり着いた最高の結果と思うこと」
本書のページ34に書いてあります。
それと、やりたいことを続けること。
世間体、世間の常識、他人の意見を基準にせず、自分がやりたいことを選択すれば後悔することもなくなる。
このようなアドバイスが書いてありました。
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まとめ:感情別の対処方法を学んでおく
苫米地さんの「感情の解剖図鑑」
「そんなこと、聞いたことのある対処方法だよ」
と思うアドバイスもあるかもしれません。
でも、感情別に対処方法が整理してある、専門家が書いた情報を事前にインプットしておくもの悪くないです。実際に心が乱れた時、本書のアドバイスをふと思い出して、適切な心のコントロールが出来るからです。
さらっとでもよいので、眺めておくのがよいです。
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