不正出血をしたり、下腹部が痛かったり。
そして、何となくお腹が腫れている。
だから、とりあえず産婦人科を訪れ、診断をしてもらう。
超音波検査では、「卵巣のあたりが腫れているね」
と先生からのコメント。
なんだか心配。
もしかして、卵巣がん?子宮がん?
そんな心配な時に読むのが最適な本でした。
「子宮がん・卵巣がん より良い選択をするための完全ガイド」
本書を読むと、冷静に状況を把握することができると思います。
がん研有明病院の婦人科副部長、宇津木久仁子先生の著書。
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診察で「卵巣が腫れて大きくなっている」と言われた場合でも、がんの心配がないことが多いみたい
ページ16が参考になります。
「卵巣が腫れて大きくなっている」
と言われても、多くの場合はがんの心配はないとのこと。がんかどうかはっきりわからなければ経過を見ながら対応を決めるのが一般的な診断の方針のようです。
ポイントは、がんではないことの方が多いという点。過度に心配し過ぎず、落ち着いた気持ちで婦人科を受診すればよいことが分かりました。
「卵巣に液体(水)が溜まってる」
と言われた場合、それは嚢胞(のうほう)と言って、悪性の心配はしなくてもよいことも本書から学びました。
一方で、液体に固形成分が混じっている場合は、悪性の可能性もあるとのこと。
あくまで、可能性があるという話。
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まとめ
細かいところは本書を読んだ方がいいですが、本書を読んで大事なポイントは、
子宮や卵巣に異常や腫瘍があった場合であっても、
悪性である可能性は低いということ。
腫瘍は良性である確率の方が高い。
また、不正出血があっても、経過観察だけでよく、時間が経てば自然に治まることも多い。
そんなことを本書を読むと理解できます。
不正出血があるからといって、過度に慌てず、パニックになりませんように。そう本書が教えてくれました。
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