婦人科の専門医、東京ウィメンズクリニック院長の新野博子先生が書かれた本、
「40歳からの女性の医学 更年期から元気で楽しく過ごす方法」
40代を過ぎて不正出血した場合、何が原因なんだろう?
まさか、がんではないのか?
とか心配な時に本書が参考になりました。
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閉経して数年生理がないのに突然不正出血したらすぐに病院へ
ページ76
生理が不順になってきた頃に、2~3ヶ月の月経が続きそのまま生理が閉まるのかと思っているとまた出血があり、いつもは5日ぐらいで綺麗になっていたのが10日経っても出血が止まらない。
時々血の塊のようなものが出るといった症状を訴えます。
この出血は良性の場合が多く、中年期の不正出血の中で最も一般的な出血性メトロパチと呼ばれているものです
上記のような不正出血は、比較的良性の場合が多い。
あまり心配のないということが書いてあります。
一方で、危険な場合というのが77ページに書いてあります。
ページ77
2年以上も生理がない。つまり閉経になってからということですが、ある日突然下着が汚れたとか排尿の後で拭いた紙に血液がついたとかいった場合は要注意です。
なぜなら、閉経後の出血には悪性のもの、つまりがんである場合が多いからです。
閉経して、生理が来ない状態が当たり前だったのに、突然不正出血した場合は病気に要注意とのこと。
大敵は便秘
ちなみに本書では、病気の大敵である便秘を防ぐことが、婦人科系の病気をなくす一つの秘訣と書いてあります。
そのためには便秘を防ぐための食品をたくさんたべること。
具体的には、野菜、果物を食べ過ぎるほど食べて、いい水をたくさん飲む。繊維質の多い食事を摂る。麦とかサツマイモを取る。植物油、乳酸菌もOK。
もっとざっくりいうと、バランスよく何でも食べることが大事であると理解しました。
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まとめ
本書の前半に書いてあるのですが、仮に重大な病気だった可能性に備えて、何かおかしな症状があったらすぐに婦人科に行くのが一番重要。
どの本にも書いてある基本的なポイントです。
早期発見、早期治療が最善の予防策になるので、定期的に検査をしてください。
と書いてあります。
ましてや、不正出血は何らかの異常であることを疑って、すぐに受診するのがよいですね。
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