私個人の話。
突然、会社の上司がドイツ人になりました。宣告されたその次の週から突然です。
チームのメンバーも ドイツに住む ヨーロッパの人たちだけ。要は、急にドイツ人のチームに加わることになりました。
ドイツ人と接するのは初めてです。なので、少しでもドイツのことやドイツの人について知ろうと思い、ドイツ関連の本を読み漁っています。
そのうち1冊がこれ。
熊谷徹さんが書かれたドイツ人はなぜ 1年に150日休んでも仕事が回るのか
この書籍が、ドイツ人の働き方を知る上で非常に参考になったので、ここに記録を残しておきます。
熊谷さんは NHK で仕事をされていて長年 ドイツに住んでこれらた方です。ご本人の実体験を書かれております。
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ドイツ人の働き方について書籍から引用
72ページ以降からの数ページに、日本人も取り入れたい ドイツ流の働き方について が書かれています
たくさん書いてある中のうち、これは是非 メモりたいという箇所だけ。 こちらのブログに記載します
- 自分に与えられている権限の中で決められることは自分の責任で判断する。
- 上司にいちいち許可を仰いでいたら決定のためにかかる時間が不必要に長くなる
- 打ち合わせや 会議は長くても1時間
- 出張報告や打ち合わせのメモは重要な点だけを簡潔にし紙一枚にまとめる
- どんなに忙しくても 労働時間が10時間を超えそうになったら退社
- いくら忙しくても1週間に1度は早く退社
- 有給休暇は 思い切って全部 消化してみる
- 自分で入れる社内の 打ち合わせの予定は1日あたり 1回に限る
- 打ち合わせがない集を月に1回 設ける
以上は本書に書いてある日本人の働き方に対する ドイツ流を取り入れる 一つのサジェスチョンです。
日本の会社員にとっても、ありがたい点ばかりだなと思いました。雇われている側はぜひ取り入れればいいですよね。
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なぜドイツは日本より生産性が高いといわれるのか?
ドイツ人は休暇を非常に大切にする。
そしてしっかりと権利としての休日を取るということが本書に書いてあります。
休日をしっかり取り、労働も無理をしない一方で、生産性が高いデータが出ているというところは日本も見習う必要があるという提言をされています。
ではなぜドイツは生産性が高いのか?
それは、これが理由です。という1点をはっきりと取り上げるのは難しいです。
本書も、原因を明確に書いてあるわけではないので、単純に言うのは難しいのだと思います。
それより大事なことは、なぜ日本は労働時間が長い割に、ドイツより生産性が低いといわれるのか?
それを自分で考えることが大事です。そのきっかけを作ってくれる書籍でした。