ハ・ワン「危うく一生懸命生きるところだった」頑張っているのに人生報われないと思う時に読む本

「会社で一生懸命頑張ってるのになあ」

「コツコツ努力してるつもりなんだけど報われない」

「職場を変えたのに、また苦手な人が近くにいる」

なんとなく、

お金を稼いで生きていくのに疲れた、とか、人間関係に疲れた

って、もやもやした感じ。

でも、どう解決していいのかわからない

と言った時に読んでみると心が穏やかになります。

「あやうく一生懸命生きるところだった」

書いたのは韓国人のハ・ワンさん。

本書を読んでいると、ハ・ワンさんがどんな方かが、なんとなくイメージができてくると思います。

著者のハ・ワンさんは、

若い頃は会社員。その後、独立してイラストレーターになったアラフォー、独身の男性。

大学受験は3浪して、韓国で難関と言われているホンデ大学の美術科に進学。

(私の韓国人の妻にも聞いてみましたが、「ホンデ大学の美術科は非常に難しいよ」って言ってました)

そんな学生時代から苦労をしながら生きてきたハ・ワンさんのエッセイです。

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韓国人も一人きりでいたい時もあるんだ

「著者のハ・ワンさん、結構、自分と似てるやん!?」

って、思う箇所がいくつか出てきて、共感できました。

その1つが、

「大勢でなく、ひとりでいたい」

っていう気持ちを表した章です。

引用しておきます。

韓国の人達って、みんなで大勢集まってワイワイガヤガヤするのが好きとイメージを持ってる人も多いのではないでしょうか。

実際、私も韓国に行ってみると親戚付き合いが濃い。

友達を大事にするので、

みんな多くの人で食事に行ったり多くの人が家に集まったりして過ごすことが多いのは間違いありません。

でも、そんな韓国の人も実は人間関係が煩わしくて、

一人でいたいなと思う人も多いということがわかりました

「あやうく一生懸命生きるところだった」 108ページの引用

韓国では、大勢が集まってみんなで食事をする

っていうイメージがあるし、

実際私が妻の実家の韓国へ行くと、10人以上のグループで飲食店に入店するっていう光景をよく見かけます。

私は

「あんなに大勢が集まると、気を遣って大変なんじゃないかな~」

と思っていたものです。やっぱり、韓国の人も、

「たまには一人でいたい」

って思うもんだと知りました。日本人も韓国人もその辺は同じなんだなと。

この現象は、人間関係に疲れた人や、一人でいる方が気楽な人が増えたせいではないか。

誰かと一緒が当然だった行動まで一人でやりたくなるくらいに、

やっぱりどんちゃん騒ぎが好きな国柄だった韓国の人達でも、

実はいつもいつも人といたら疲れるんだというのがよくわかりました

「あやうく一生懸命生きるところだった」 引用

人の目を気にして、人に合わせようとするから生きるのに疲れる

生きるのがつらい。

その原因を一言で言うと、「あやうく一生懸命生きるところだった」の203ページに集約されているのではないかと思いました。

他人のスピードに合わせようとするから辛くなる

本書は、いろんな悩み事がエッセイ形式で書かれていますが、

悩みの根本を1つに集約すると、

辛さの一番の原因は人間関係ではないのか?

203ページに書いてある通り、

「他人のスピードに合わせようとするから辛くなる」

この一言に尽きるのではないかと思います。

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まとめ

よく、人間の悩みは人間関係、お金、健康とかって聞きます。

「あやうく一生懸命生きるところだった」は、

その中でも特に、

人間関係の悩みを持った人が読むと、気が楽になるはずです。

「なるほど、みんな同じように人間関係に悩みを抱えてるんだ」

と言ったことが理解できます。

モヤモヤとした悩みがある時に読むと効果があります。

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