「うちの子、全然勉強しない…」「このままじゃ高校行けないかも?」
中学2年生になると、定期テストの点数が落ちたり、勉強へのやる気が見えなくなる子は少なくありません。
親としては不安になりますよね。
今回は「勉強が苦手な子」「中2で平均点以下の子」にとって、私立高校と公立高校のどちらが向いているかを、親目線でわかりやすく解説します。
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目次
中2で勉強しないのは“普通”かもしれない
中学2年生は「中だるみ学年」と言われるほど、勉強への集中力が切れやすい時期です。
思春期・反抗期・部活の忙しさなどが重なり、「勉強どころじゃない」状態になりがち。
でも、ここで親ができるのは「無理にやらせる」よりも、「将来を一緒に考える」こと。
公立高校が合うのはこんな子
✅ 特徴
- 内申点(通知表)がある程度ある
- 高校に入ってからは巻き返したいと思っている
- 勉強への抵抗はそこまで強くない
✅ メリット
- 学費がほぼ無償(2025年より無償化)
- 地元で通いやすい
- 授業レベルが標準的
❌ 注意点
- 入試で「内申点+当日点」が重視される
- 高校に入ってからも「自分で勉強する力」が必要
私立高校が合うのはこんな子
✅ 特徴
- 公立入試の「内申点+当日点」の両立が難しい
- テストや提出物が苦手
- 学校の雰囲気に敏感で「合う・合わない」が激しい
✅ メリット
- 学力別コース(基礎~特進)があり、無理なく進学できる
- 指導が丁寧で、個別フォローがある学校も多い
- 公立より校風や個性が合えばモチベーションUPも期待できる
❌ 注意点
- 学費は授業料支援制度ありでも、追加費用は発生
- 学校ごとのカラーが強く、合わないと辛くなることも
中2の今、親がやるべき3つのこと
① まずは「勉強しない理由」を一緒に話してみる
叱るよりも「なぜやる気が出ないのか」を聞くことで、子どもの本音が見えるかもしれません。
② 無理に勉強させるより「体験」で視野を広げる
オープンキャンパスや学校見学に一緒に行って、「あ、この学校いいかも」と思える出会いがあると意識が変わることも。
③ 勉強しなくても入れる高校はあると伝える
「このままじゃどこにも行けない」はNGワード。実際は「基礎から教えてくれる高校」もたくさんあります。
結論:勉強が苦手なら、私立高校の柔軟さも選択肢に入れるべき
公立高校はコスパ最強ですが、「定期テスト平均以下」の場合、内申点で不利になる可能性があります。
一方、私立高校はコースや校風の多様性があり、勉強が苦手でも居場所を見つけやすいのが大きなメリットです。
まずは本人の「性格」「環境」「やる気の有無」に合わせて、無理のない道を選ぶのが大切です。
おすすめの一歩:親子で高校のパンフレットを見てみよう
最近は資料請求がネットで簡単にでき、家にいながら比較できます。
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