鈴木忠平さん著書・落合博満「嫌われた監督」が会社員として心強く生きていく心構えを学んだ

元中日ドラゴンズの監督、落合博満さんについて書かれた本、

鈴木忠平さん著書「嫌われた監督」

私は、この本、会社関係の人におすすめされて読んでみました。

2023年の1月初旬にAmazonで買ったときは、中古本しか売っていませんでした。定価より高い値段でしか買えませんでしたが、おすすめされた本だったので中古本で購入して読んでみました。

読んだ結果、サラリーマンとして働く私が精神的に落ち込んでいる気持ちを楽にしてくれる超良本でした。

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心が弱いのは技術が足りないから

425ページの引用。

心は技術で補える心が弱いのは技術が足りないからだ

落合が求めたのは、日によって浮き沈みする感情的なプレイではなく、闘志や気迫という曖昧なものでもなく、いつどんな状況でも揺るがない技術だった。

心を理由にその追求から逃げることを許さなかった。

会社で、会社のくだらない人間関係で心を病んでしまいそうなときが時々あります。

でも、落合さんの言葉でいうと、「心が弱いのは技術が足りないから」

会社で、自分のスキルや技術に自信があれば、くだらない人間関係で心を病むことなんてないかもしれない。そう思うようになりました。

だから、自分の仕事のスキルを高めることに集中。それで心を病むこともなくなっていくだろうと気づくことができました。

落合監督時代の中日の選手たちを私もテレビで見たことがあります。試合に勝って活躍した時でも、井端選手が笑顔を見せずに、プレッシャーに押しつぶされそうな顔でインタビューをしている姿が印象的でした。

仕事はやりたいとか、やりたくないじゃない。契約すると言われればやる。

383ページ

いいか。俺達は契約の世界に生きているんだ。やりたいとかやりたくないじゃない。

契約すると言われればやる。

しませんと言われれば終わり。

それだけだ。

だからもし俺が辞めるとしてもそれは契約満了だ。

契約っていうのはそれだけ重いんだ。

オーナーと交わした契約書は家に大事にとってある。

俺がやるべきことは全てそこに書いてある。

このチームを優勝させることってな

会社に勤めるサラリーマンでも同じことが言えるなと思った箇所です。

自分がやりたい仕事であるととか、やりたくない仕事かなんて関係ない。

この仕事をやってくださいと言われればやる。

あなたはこの仕事をしなくていいと言われれば終わり。

契約内容は、この商品を年間で何個売ってくださいとか、売り上げいくら上げるとか、商品開発を完了させるとか。

それができなければ、その貨車との契約が解除される。

こんな風に言い換えることができると思っています。

自分がやりたいとかやりたくないとはどうでもいい。

雇っている会社と契約したミッションを淡々とこなすしかない。

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まとめ

鈴木忠平さん著書「嫌われた監督」

サラリーマンとして、心を病まずに、会社でやるべきことを淡々とやる考え方を教えてもらった書籍です。

なぜ落合監督が、非人情的と言われるような態度をしていたのか?

そこには落合さん自身の考えがあってのことということが、分かる気がした一冊です。

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