スポンサーリンク
サラリーマンなんて辛い仕事を辞めて、楽して稼げないか?
不労所得できないか?
って期待をした人がこの本を読むと思います。
もうもう、結論から言っちゃうと、
不労所得=楽して金を稼げる
なんていうイメージを本書はバッサリと切ります。
結局、サラリーマン(会社員)が一番お得な不労所得できる職業なんよ
っていう最後の最後の結論の本です。
20年間サラリーマンやってる私も、その結論が腑に落ちました。
サラリーマンとして、会社に雇ってもらてちること自体を
ありがたく思わなきゃ
って感じた本です。
※ちなみに、30日間無料体験のAmazonキンドルに加入すれば、Kindleunlimited対象本については、その期間に無料で書籍が読めてしまいます。
目次
サラリーマン(会社員)以外のお金の稼ぎ方と現実を俯瞰的に知ることができる本
本書は、広く浅く、さらっとお金の儲け方の方法について、多くの種類を取り上げています。
それぞれの稼ぎ方のメリットとデメリットを簡単に紹介しています。
深い内容というより、世の中にはこんな金の稼ぎ方があるよー
っていうことを全体的に俯瞰してみることができる本です。
で、結局最後は、
サラリーマンも悪くないと思わない?
今の会社で給料をもらっているのをありがたく思った方がいいよ
って感じさせる構成です。
結論は、私も完全に同意。
会社員以外でのお金の稼ぎ方、不労所得のやり方の例として、
- ブロガー、You Tuber
- メルカリやヤフーオークションなどのせどり
- オンラインサロンなどを運営する会員ビジネス
- 物ををリリース、レンタルして稼ぐ方法
- ギャンブル
- 株式、FX
- 不動産投資
とかを本書では取り上げています。
時間やお金の投資なく、楽して簡単に儲けられる方法なんてない
ここで大事なことは、
決して、楽して簡単に、自分の苦労なくして大金を手に入れる方法なんてない
ということを本書を読んで気づくこと。
どの方法で稼ぐとしても、
何かしらの犠牲を払ってお金を稼ぐことになる
と言ってるところがポイントです。
例えば、
せどりだったら、技術的には簡単なことかもしれない。
売れるものを安く仕入れて、高く売る。一言でいうとそれだけです。
でも、せどりで稼ぐには、商品選定と仕入れをする作業時間、商品を売るためにお客さんと交渉する時間など、
とにかく時間が掛かる。
また、売れるものをピックアップして仕入れるスキルを身に着けるにも経験する時間が必要。
時間を犠牲にするということ。
また、
ブログや YouTube だって時間を犠牲にする必要がある。
人気 YouTuber になるまでには毎日毎日コツコツと動画をアップする必要がある。
ブログだって、結果が出るまで半年や一年かかる。ブログについては、私自身ブログをやっていて、本当にそう思います。3ヶ月や4か月で結果なんて出ません。
不動産投資や株式投資については、初期投資の多額のお金が必要。儲ける前に、もしかするとその軍資金を失って犠牲にするかもしれない。
スポンサーリンク
「楽して簡単に儲けられますよ」ビジネスをやっている人のカモにならないために本書を読んでおくといい
というように、
一見、会社員以外で、自分一人でやるビジネスは、
楽して簡単に儲けられるように思われがち。
ではなんで楽して簡単にもうけられそうなイメージがあるのか?
それは、私が思うのは、
コンサルとか、オンラインの高額塾とかを主催する人が耳障りのよい文言で、
「楽して簡単に稼ぐ方法を教えます!」
という煽り広告の影響ではないかと思います。
「セドリで月25万円を稼ぐ方法」
「コンサル生が、ブログで月収50万円達成しました!」
とか、そんな魅力的なタイトルで高額の教材を売ったり、オンラインサロンのコンサル生を集めたりする広告をよく見るからではないかと。
でも、時間、あるいは、初期投資のお金を投入せずに、
楽して簡単に大金を稼ぐ方法なんてないよ
っていうのに、本書は気づかせてくれます。
そして、
やっぱりサラリーマンって、
フリーランサー、独立事業家と違って、
毎月毎月、一定額必ず給料が振り込まれる。
仮に自分の営業成績が悪くても、いきなり給料がゼロになることなんてない。
これを不労所得と言わずに、何を不労所得と言える?
っていうことです。
まとめ:サラリーマンも悪くない
自分でビジネスをする方が現実はよっぽど厳しい。
そんな当たり前なことを教えてくれる本です。
安易に会社員を辞めたり、
会社の仕事をいい加減にやりつつ、副業でサイドビジネスで稼いで生きていこう
なんていう現実逃避の気持ちから現実的な考えに踏みとどまらせてくれます。
※ちなみに、30日間無料体験のAmazonキンドルに加入すれば、Kindleunlimited対象本については、その期間に無料で書籍が読めてしまいます。