サケの卵と稚魚を自宅で元気に育てる方法!2年連続で1匹も死なせずに川に放流できた経験談

小学生の子供が学校から頂いたサケの卵。

群馬県高崎市の役所や青年会議所のご厚意で無料で頂けます。

年末12月に卵をもらい、翌年の3月初旬に烏川(からすがわ)へ放流するイベントがあります。

2020年、そして2021年の12月。2年連続で、うちの家庭ではサケの卵と、孵化した後の稚魚を育てました。

私の家ではありがたいことに、2年連続、30匹ほどのサケを1匹も死なせずに育てることができました。

一方で、私の知り合いの家庭では、残念ながら10匹、20匹と死なせてしまって、

3月の放流の時には数匹しか生き残っていないと聞きました。

しかも、2年連続、同じような状況とのこと。

さて、うちのサケの育て方と、知り合いの育て方にどう違いがあったのか?

私の経験談と、その知り合いの話を基に記録を書いておきます。

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サケの卵や稚魚は、水槽を真っ暗にしてベランダにほったらかしに置いていただけ

1匹もサケが死ななかった私の家庭では、非常に繊細に鮭の卵や稚魚をお世話してあげたのか?

いいえ、実は、真逆です。

完全といっていいほど、ほったらかしに水槽に置いていただけです。

一方で、大量に死なせてしまった私の知り合いは、お父さんが大切に大切に世話をしていたそうです。

だからこそ、本当に悔しがっていました。

ズボラな私の育て方の方が死なずに生育したのは皮肉です。

もしかしたら、人間の子供も、ほどほどにほったらかしに育てた方が強い子供に育つのかな?

と真剣に思いました。

では、具体的に、私のほったらかしの育て方と、知り合いの大切な育て方の違いは何か?

知り合いに詳しく話を聞いて、比較をしてみました。

水槽を外においたか、室内に入れていたかの違い

そこでわかった事実。

一番大きな原因と私が思えたのは、下記の点。

私は、マンションのベランダ、つまり外でサケを育てていました。

一方、私の知り合いは部屋の中でサケを育てていた。

この違いです。

ちなみに両者とも、エサや鑑賞をするとき以外は水槽に段ボールをかぶせて真っ暗にしています。

サケは10°前後とか、冷たい水の方を好むそうです。

私の知り合いもそれはもちろん知っていました。だから、部屋の中でもなるべく涼しい場所として、玄関先にサケの水槽を置いていたようです。

でも、それでもやっぱり外気に触れる場所に水槽をおくより、はるかに室内は暖かいのは間違いありません。

水温の高さが、サケが弱った大きな原因と私は考えています。

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水替えはめったにしないし、エサは1日1回ちょっとだけ

私は生物の専門家ではないので、どの違いが致命的だったのかは分かりませんが、

実際に生育がよかったのと悪かったのは事実。

他に私の育て方と知り合いの育て方で違う点は何か?

2つ目は、サケのエサやりの違い。

サケの卵が孵化し、稚魚のお腹の赤い部分がなくなったらエサをあげ始めるタイミングです。

その状態になって私がエサをあげたのは、1日にたったの1回だけです。

30匹ほどいるサケの水槽に、指でほんの2つまみくらいだけエサをあげました。

一方、私の知り合いは、1日に数回エサをあげていたそうです。

ただ、私の考えとしては、エサやりの回数自体は、サケが弱るかどうかにはあまり関係ないと思っています。

エサのやりすぎで、多少は水槽の水の汚れ具体が進むかもしれませんが、私の知り合いはこまめに水替えをしていました。だから、エサの回数が多いことがサケが弱る直接の原因ではないと思います。

3つ目の違いは、水替えの頻度。

水換えについては、私は12月末から3月初旬まで育てた中で、たったの2回しかしていません。

しかも、水換えと言っても、水槽の1/3の水を交換するだけです。

水槽の中に溜まったエサの食べかすみたいなものを中心に1/3の水を交換しました。

こんなポンプを使って、汚れた箇所を集中的に水を排出しました↓

一方の私の知り合いは、週に1回くらいとか、もう少し頻繁に1/3の水の交換していたみたいです。

私よりエサをあげる回数が多い分、水の汚れが進みます。なので、水替えの頻度が高いのは正解だと思います。

ちなみに水道水を入れましたがアンモニア除去カルキを抜く薬は水槽の中に入れています

水替えの頻度が、サケの生育に影響するか?

うーん、知り合いの人の週1回の水替えが頻度高いとは思えないですね。しかも1/3ですから。

だから、私と知り合いが意見交換をして出した結論は、

サケを育てる水温が高いと弱ってしまう。だから、水槽を外に置くのが正解

です。

1匹もサケを死なせずに育てた時に使った水槽やエアーはこちら

私が30匹ほどのサケを入れていた水槽はこんな感じのものです↓

高くて大きな水槽を買う必要はありません。

下記のように、通販で1000円台で買えるもので十分です。

昔カメを育てていた小さな水槽です。これで十分です。

また、エアー(ブクブクと空気が出る装置)は、電池で動くこちらを使っていました↓

これを使うと、家庭用の電源からエアーを動かす必要がありません。

水槽を外に置く場合、家庭用電源からコードをひくのは面倒です。寒い冬なので、窓を少し開けっぱなしにして電源コードを取るわけにもいきませんから。

こんな時、上記の電池式のエアーは重宝します。2000円もしないので、気軽に買えます。

1日2回、単三電池1個を交換します。

1日に2個分単三電池を消費するので、使い切りの電池はもったいないです。

私は充電式の電池2個を用意し、交互に使いまわしをしていました。

充電式の方が経済的です。

仮に3か月エアーを使い続けた場合、

90日×2個=180個

もの乾電池が必要になってしまいます。

百均で、5個入り110円の乾電池を買ったとしても、

180÷5=36パック(五個入り)

36パック×110円=3960円

が掛かります。

一方で、充電式であれば、一度買っておけば電池本体の価格はかかりません。

家庭での充電代金は掛かりますが、知れたものでしょう。

アマゾンで、安い充電式のセットを見つけました。ベストセラー品になっています↓

2年目以降もサケを育てる可能性があれば、それこそ電池本体の代金はゼロ円になります。

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まとめ

以上、私と知り合いのサケの育て方の違いから、サケをどう育てれば元気な状態で川に返せるか?

の記録を書いておきました。

12月の末に卵の状態でもらったサケ。

私の家で育てたサケの稚魚は2月の初旬までお腹が赤い状態でした。

一方、私の知り合いのサケは、お腹の赤みがなくなるのが1月中旬だったそうです。

これは私の推測ですが、

水温が高いとサケの生育が早まり、体が大きくなるペースが速い。

体が大きくなるほど、小さな水槽の中で生きるのが難しくなってくるのではないか?

私は専門家ではないので推測ですが、事実なので、たぶん当たっていると思います。

サケの稚魚は、外でほったらかしにしておく。

あんまり干渉しないのがよい。

これが私の結論です。

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