不正出血があったとき、まさかがんじゃないよね?
と心配な時に読んでおくべき本でした。
Amazonのレビューの星も5点満点。
不正出血した場合の考えられるがんの病名は何か?
について、わかりやすく書いてありました。
「よくわかる最新医学 子宮がん 頸がんと体がんの診断・治療・生活」
東京慈恵会医科大学の産婦人科の小田瑞恵先生と斎藤元章先生の著書。
不正出血をした場合、とりあえず本書を読んで、自分の症状が当てはまるのかどうかの参考になります。もちろん、不正な出血なので、産婦人科で診察してもらうことは必須ですが、自分でも不正出血についての勉強をしておいた方が自分の身を守るために役立ちます。
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不正出血をする病気として、子宮体がんや子宮内膜増殖症があげられることを知った
子宮頸がんと子宮体がんの違いがわかりやすく書いてありました。
子宮体がんの方は不正出血がある。
一方で、子宮頸がんは初期は無症状、自覚症状がない。つまり不正出血もない。
不正出血した場合、がんの中で疑うとしたら、子宮体がんのようです。
では次に、子宮体がんの初期の自覚症状は何か?
詳しく書いてあるのがぺージ62
ページ62
子宮体がんは初期からほとんどの人に自覚症状があるのが特徴です。
最も多いのが月経時以外に出血する不正出血。
患者さんの約90%にみられます。
不正出血がかなりの確率で出る。これがポイントです。
とにかく、不正出血があればすぐに産婦人科へ行くこと。
遠慮せずに、ためらわずに行くのがポイント。
また、仮に子宮体がんだった場合、他にどのような症状が出るか?
このように書いてあります。
おりものに異常がある、異常とは、茶褐色である、量が多い、匂いがあるなど。
あとは、下腹部の痛み、排尿痛、発熱や悪寒があるなど。
このような時には、すぐに婦人科に行ってください
と本書に書いてあります。
自分体調がちょっとでもおかしいと思ったら、躊躇せず、産婦人科に行けばいいんです。
ただの生理的な不調だと思って、医者に行くのを遠慮しなくてもいいと思います。
専門医もそういっているんですから
ちなみにもう一つ。
不正出血の症状が出る病名として、子宮内膜増殖症という病気が書いてあります。
ページ59です。
子宮内膜増殖症の主な症状は、月経不順、不正出血、月経量が多い、貧血などです。
どんな病気か?
ページ59
子宮の内膜は受精卵の着床を準備するため毎月増殖して厚くなります。
この時、内膜が必要以上に増殖してしまう病気が子宮内膜増殖症です。
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まとめ
「よくわかる最新医学 子宮がん 頸がんと体がんの診断・治療・生活」
読むと、不正出血をした時にどんな病気が考えられるか?
が分かります。
不正出血をしたら、本で自分で勉強しつつ、専門医にも診てもらうことが自分の身体を守る手段です。
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