2022年6月下旬の土日。
コロナの外出制限がかなり緩和されたこの時期に、群馬県にある四万温泉に行ってきました。
前もった計画的に立てた旅行ではなく、
急に思い立って、4日前くらいに楽天トラベルで予約をしていってきました。
群馬愛郷キャンペーンなど、割引が効くこの期間。多くの人が旅行の予約をしていたのか、
四万温泉の旅館の選択肢はもう8つくらいしかない状況でした。
その中から選んだ四万温泉の叶屋旅館さん。
さて、叶屋旅館さんは、じゃらんとか、楽天トラベルとかに、Google とかにいいこといまいちなことなど、色々と口コミが載っていますが、本当のところはどうなのか?
小学生の子供2人と夫婦の家族4人で泊まった感想を書いておきます。
- 叶屋旅館の料理はどうだったか?
- 叶屋旅館のスタッフさんの対応は良かったか?
- 叶屋旅館の温泉はどうだったか?
- 叶屋旅館のアメニティは何があったのか?
- 布団を自分で敷いて片付けるのに不便さはなかったか?
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結論を一言で言うと、子連れ家族で、気軽に安く泊まる宿泊先として、全く問題のない旅館です。
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目次
四万温泉の叶屋旅館は料理が最高!食べ物の質と量を重視する人は叶屋旅館あり
何が一番よかったかというと、料理の量が半端なく多く、しかも全部手作りという点が一番のポイントです。
料理の量と、アットホームな手作り料理を重視する人には特におすすめです。
下記の写真、いっぱい量があるのがお分かりいただけます。
私たちは夫婦2人小学生5年生と2年生の子供を連れて行きました。
四万温泉叶屋旅館の料理については、口コミサイトでもかなり良い評判が書いてあります。
ほんとその通りです。
晩御飯、朝ご飯ともにかなりの量が出てきます。
メインは、山ならではの野菜、豚肉や鶏肉でしょうか。手作りの煮物や刺身も出てきました。
茶碗蒸しも。
とにかく、これでもか!ってくらいのおかずの数。
鶏肉が美味しかった。脂が乗ってる鶏肉。
豚鍋も、野菜たっぷりで出して頂きました。
また、右側に写っているのは、ごはんが入ったおはち。
そして、うどんも出てきました。
こんなに食べられないよ~って感じの量です。マジで。
確か口コミのサイトで「叶屋旅館の食事は、ただの家庭料理」みたいなことを書いている人がいましたが、これのどこがただの家庭料理?
いやいや、こんなボリュームで、おかずの品種も多くて、手間が掛かっていることが分かる料理のどこが、ただの家庭料理?
家では食べられない、いや、こんな品数用意できないわ!
ってくらい、豪快に美味しい料理を提供してくれています。
口コミサイトのコメントは、あくまでいち個人の感想。
「それって、あなたの感想ですよね」
っていうこと。
なんでも、自分で足を運んで、自分の目で、自分の口で確認しないと分かりません。
私には、ただの家庭料理には思えない豪華な食事でしたよ。
食後のデザートとして出てきた手作りのプリン。腹がはち切れそうな状態でしたが、おいしくてプリン2つ食べられました。(子供がもうお腹いっぱいで、プリンが食べられたなかったので私が2つたべました)
手作りプリン。お腹いっぱいでも2つ食べられました。
食事中に頼んだのは梅酒サワーと梅ジュース。
梅酒サワーは、手作り梅酒で美味しいけど、ちょっと薄めの味。
一方、子供が飲んだ梅ジュースの方が梅の味がしっかりと入っていて、濃い目で美味しかった。梅酒サワーと梅ジュースなら、梅ジュースの方がおすすめですね。
梅酒サワーは、500円。梅ジュースは、350円。
事前に小学生の子供であることを楽天トラベルのサイトから登録していたため、
料理も子供向けにアレンジされていまし。
ただし、ボリュームは大人と全く同じ。
小学生低学年の子供に対しても、容赦なく、ガッツリと大量の料理を出していただきました。
当然、子供には食べきれません。
半分くらいは残しちゃいました。そして、残った料理は親が食べました。
それくらい大サービスの料理です。
子供ならではの品物といえば、オレンジジュースとお菓子がついていました。また、おかずが子供が食べやすいようにやわらかくしてあったりと配慮されていました。
朝ごはんだと、ウィンナーを出してくれたり。
料理は文句なし。
ただし料理が出てくる時間は決められています。
夜は6時半頃。朝は8時頃という設定になっていました。
なので、晩御飯の時間を細かく設定したいとか、朝早く食事をしたいとか、どこまで融通がきくのかわかりません。宿泊客の混雑具合にもよると思いますし。
基本的にはご飯の時間は決まっていると思っていた方が良いでしょう。
なぜなら、叶屋旅館のスタッフは少人数のようです。
宿泊客個人のニーズに合わせた時間帯での料理の提供は難しいと思います。
朝ごはんはこれです。おかずの数が多いです。
また、ここには写っていませんが、白米は、お代わりできる量たっぷり、おはちにたくさん入れてくれています。
また、夜も朝も部屋で食事が取れることも大きなメリット。
格安の大規模なホテルの場合、バイキング形式の食事提供のところもありますよね。
バイキングが好きな人はいいけれど、私はあんまり好きじゃないんです。他の人がわんさかいる中で、食べ物を取りに行くことが嫌なんですよね。
しかも、バイキングだと全種類食べないと損した気分になって、なんだか満足度が低い気持ちになっちゃいます。
そんな、私と同じような感覚の人は、大規模なホテルのバイキング形式の食事より、
叶屋旅館のような小さな旅館で個別の食事をするほうが満足感が高くなると思います。
叶屋旅館のお風呂、温泉は?
さて次はお風呂どうでしょうか。
貸切露天風呂は、30分間区切りの予約で入れます。
私たちが行ったのは、群馬愛嬌キャンペーンの真っ只中の土日です。
叶屋旅館も例外なく混雑していました。5~6組のお客さんが泊まっていたと思います。
露天風呂も、お客さんの組の数だけ予約が埋まっていました。
30分とは言っても、着替えの時間も必要なので、露天風呂の温泉につかれるのは正味15分くらいです。
短い時間でも、貸切で家族4人みんなで入れたことに価値を感じます。
家族全員で外のお風呂に入る経験。楽しい思い出になりました。
一方の内風呂はどうでしょうか?
内風呂は口コミ通りシャワーは2つのみ。男女ともに内風呂はシャワー2つのみ。
シャワーはついていない洗い場は、4~5箇所くらいはありました。
湯船は、5~6人は全然余裕で入れるくらいの大きさです。
シャワーが2つしかないので、他のお客さんとダブってしまうと不便なのは間違いないです。
でも、私たちはたまたまラッキーだったのか、夕方も、朝の風呂も誰もいませんでした。
叶屋旅館は、部屋数が10くらいしかないので、内風呂に入る時間帯に他のお客さんと一緒になることはそんなにないでしょう。
万が一、他のお客さんと重なった場合は、15分くらい時間をずらして、またあとから内風呂に入ればいいだけです。
口コミサイトで、「風呂が小さかった」とか文句を言っている人がいますが、
そういう人は叶屋旅館に泊まらない方がいいでしょう。
そもそも小さい旅館なんですもの。大きくて、立派なお風呂を期待すること自体が的外れです。
ちなみに、内風呂にはボディソープ、シャンプー、トリートメント、髭剃り用のクリームが備え付けられていました。
叶屋旅館のアメニティは?歯ブラシやタオルなど必要最低限のものはそろっている
アメニティはどうでしょうか。
旅館としての最低限のものは揃っているので全く問題ありません。
浴衣はフロント付近で一着ずつ借りられます。
ただし小学生向けの子供の浴衣はありません。
うちの小学生の子供2人は、大人用の一番小さな浴衣を借りました。
浴衣の帯を結ぶ時に、少し裾を上げて巻いてあげれば問題なく着られます。
あとは、歯ブラシ、ハンドタオル、バスタオルはついています。
最低限の宿泊セットはあります。
歯ブラシとタオルさえついてれば、十分です。
そりゃあ、くしとか綿棒とか、気の利いたアメニティまで求めるならば、
もっと高級な旅館を選ぶのがよいでしょう。
でも、ほとんどの人にとって、歯ブラシとタオルさえあれば十分だと思います。
無駄にアメニティを備え付けていないので、その分宿泊料金もお安く済んでいると思います。
ちなみに、この叶屋旅館の特徴として、布団は自分で敷くシステムです。
押入れからマットや布団を取り出し、用意してあるシーツを自分でかぶせます。
朝起きた後は、シーツを取り除いて、マットや布団は押し入れに片付けるセルフサービス。
それくらいなら、健康な人だったら自分でやっても全然問題ありません。
その分、サービス料金のコストを下げてくれてると思えば、布団くらい自分で出し入れします。
そういう気持ちのある人なら、叶屋旅館はあり。至れり尽くせりのサービスを期待するなら、別の高級旅館がよいでしょう。
叶屋旅館の旦那、スタッフさんの対応は?
旅館の人主人であろう若い男性の方。
そして年配の女性の方。
このお二人に接客をしてもらいました。
ネットの口コミでは、一部の人が、「最低」とかよくないことを書いている人もいましたが、全然問題なしでした。
普通に親切に対応していただきました。
雑談もしてくれましたし。
もし、旅館の人の対応がつっけんどんな感じとか、対応が悪く感じたのであれば、
それは客側の態度にも問題があるでは?
それくらい、普通の対応をしてくれました。なので全く嫌な気分になる出来事はありませんでした。
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割安で部屋でぼーっと、川のせせらぎを聞きながら過ごすなら叶屋旅館おすすめ
私が利用した宿泊プランは、群馬愛郷キャンペーンの割引が使えるということもあってか、
大人も子供も全く同じ宿泊料金でした。税込みで、1人約1万3000円。
子供が割安にならないから、割高に感じるかもしれません。
が、それは仕方がないです。
というのも、料理は大人と同じ分量が出るので、同一料金っていうのは納得です。
ちなみにですが、私が止まった日程では、
群馬愛郷キャンペーンの割引も効いたし、群馬県吾妻郡の中条町で使えるクーポン券やお土産券もいただきました。なので、ほんと格安で利用させてもらいました。
叶屋旅館の隣は、四万川に面しています。川のせせらぎがずっーと、夕方も夜も朝も、一日中聞こえます。
スマホを手にせず、テレビも切って、部屋でぼーっとのんびりすることがしたい人にはおすすめの場所です。
一人で来てるお客さんもいました。
確かに、家族で来るのもいいけど、一人できても落ち着いて泊まれる宿です。
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私は、四万温泉叶屋旅館は楽天トラベルから予約していきました。楽天トラベルでの予約は楽ですね。楽天ユーザなら、IDやパスワードがすでに登録してあるから、思い立ったらすぐにスマホで予約できますもんね。
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