自分の気に入らないことがあるとすぐにキレる会社の同僚への対処法や考え方が明確にわかった本「中野信子・キレる!」

ほんと最近、職場の同僚で、何か自分の気に入らないことがすぐにキレる人がいて困ってました。

キレるともうどうしようもなくて、

全く人の聞く耳を持たない状態になってしまいます。

つまり、対処のしようがない状態。

週に何回も、こんな状態に巻き込まれてしまう私は、頭がおかしくなってしまって憂鬱で会社に行くのが嫌になってしまいました。

このままでは私の精神がもたない。

対策を探るため、キレる人への対処方法に関する本を読み漁りました。

その中でもひときわ具体的な対処の方向性が書いてあったのがこちら、

中野信子さん「キレる!脳科学から見たメカニズム 対処法 活用術」↓

あっ、テレビのバラエティ番組でもみたことのある、あの中野さんの本です。

同じような悩みを抱えている方は、こちらの本は読んで損ありません。

本書で学んだことの最大のポイントは、

キレた相手を上手くかわす手段として、

こっち(自分)も戦略的にキレていいんだ!

いや、むしろこっちもキレ返すべき

という点です。

本書から一部をピックアップします。

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自分の心が病んでしまう前に今の環境から逃げ出すのもあり

まず、自分が精神的に病んでしまわないための最終手段として頭に入れておきたいポイント。

会社や学校など、いつも顔を合わせる嫌な奴に困っている方へ。

ページ29の引用です。

どうしても避けられないような場合もあるでしょう。

会社の同僚や上司、学校の先生や友人、

あるいは家族など避けることが難しいことが多々あります。

そうした場合、会社や学校であれば思い切ってやめてしまい物理的に距離を置くという選択肢があることも忘れないで欲しいと思います。

そうそう、

閉じた環境の中で毎日のようにキレる人と接していたら、

こっちの心が持たなくなります。

最悪、うつ病になってしまったり、最悪のケース自ら命を絶つなんてことも考えてしまいかねません。

迷惑な人のせいで自分がそんな精神状態に追い込まれるくらいなら、

今いる環境から逃げ出す選択肢があることは絶対に忘れてはいけないということです。

今は便利です。会社を辞めることを会社に言いにくくても、退職代行なるサービスもあります。心が病んでしまいそうで、会社にいけなくても会社から逃げる方法はあります↓

相手がキレるなら、こっちも戦略的にキレる

相手がキレるのであれば、こちらもキレることも1つの対処方法。

ページ38ページです。

自分のことを不当に扱われたら怒るべきです。

この本で伝えたいことは、キレるということが必ずしもデメリットだけではないということです

本書は、キレる相手への対処法の1つとして、

自分の方も戦略的にキレるスキルを身につくのもつけるのもアリって書いてあります。

では、具体的な反論(キレ方)の方法は?

キレる人への反撃の仕方は?

ページ78

相手の攻撃を避けるためにも

「ここから入らないでください」

という線引きをきちんと見せるスキルをぜひ培って欲しいと思います。

と書いてあります。

「自分の誠意を見せれば、(キレる)相手は理解してくれる」

なんて思ったら逆です。

そんなことは分からない相手だから、相手は怒るんです。

キレる相手には、こっちも強気に出て反論をする態度を示すことが必要。

怒りのパワーで自分のエネルギーを増やし、怯まずに立ち向かう。

仕事場での場合、キレる相手への最高のリベンジは相手よりもより良い仕事をすること。

学生さんであれば、相手よりもテストでよい点数を取ること。自分の希望通りの学校へ進学すること。といえるでしょう。

反論の仕方はは、155ページに書いてあります。

例えば、

「そんな仕事しかできないの?」

と嫌みを言われた場合、

「そんな仕事ってどういう意味ですか?」

「何と比べてなそんな仕事なのですか?あなたの立場でそれを言いますか?

「あなたのような立場の人がそういう言い方しかできないんですか?」

と毅然とした態度で切り返す。

キレる相手に対して自分が心のダメージを受けるのは、

自分が軽んじられていると感じる時です。

そういった時には泣き寝入りせず相手にちゃんと反論すること。

キレられると、「自分が悪いのでは?」と落ち込む人へ

誰かにキレられると、

「自分が悪いんじゃないのか?」

と落ち込んじゃう人っていると思います。

この記事を書いている私がそうです。

著者の中野先生は、そういう落ち込んじゃう人のこともちゃんと理解していただいている記述がありました。

それが164ページ

無能と言われた時、

「自分には能力がないのだ」

と自分を責めて黙ってしまいがちな人は自分を省みる前にまず相手を見てください。

相手の言っていることが正しいのか、

もしくは

相手は自分を下に見て喜んでいるだけなのか判断すべきです。

罵倒された時には冷静に相手を観察してみましょう。

いい人になって相手のいいカモにならないためにも上手に反撃すべきです。

私はカモにはなりませんという姿勢を見せるだけで良いのです。

要は、相手に舐められなようにしろってことですかね。

そういえば以前、会社の上司に、

「会社の同僚、お客さん、どっちであっても、相手に舐められたらおしまいやぞ」

と言われたことがあったのを思い出しました。

キレる相手に合わせて、

うんうん、と黙って我慢するだけが対処方法ではありません。

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まとめ

キレる相手を「どこ吹く風」と聞き流す、無視するのもあり。

一方で、時には反撃する態度を見せることも必要。

中野さんの書籍で、キレる相手への対処方法の選択肢を増やすことができました。

P.S

でも、キレる人自身の性格はどうしようもありません。大人であれば、性格なんて変わらないでしょう。

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