子供にはなるべくお金に不自由させたくない。
やりたいことを存分にやらせてあげたい。
そのために、子供が必要なお金もどんどん出してあげたい。
親がそう思うのは当然のこと。
それは親の気持ちとしていいでしょう。
一方、自分の子どもが
「うちはそこそこお金のある家庭だ。だから、使いたいようにお金を使っていい」
と思ってしまうのはどうなの?
親は子供にあえて、
「うちは貧乏だよ。ほしいものがあってもがまんしなさい」
と言って、実際よりもお金がないふりをした方が子供のお金の教育になるのでは?
とも思っていました。
自分の子供には、家庭が貧乏なフリをした方がよいのでしょうか?
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自分の子供には「うちは貧乏だからお金がない」と言っておく
私の答えはYes.
そして、ひろゆきの本を読んでみたら、ひろゆきさんも同様の考えでした。私のような考えをするのも悪くないなって思えた書籍です↓
「ボクが親ならこう育てる」
自分の子供に、貧乏であるっていうかどうかは、親の葛藤ですね。
子供が小学校の高学年ぐらいになると、
「お父さんは毎月どれくらいお金を稼いでるの?」
って興味深く聞いてきます。うちの小学校4年生の子供もたまに聞いてきます。
「うちは給料少ないよ」
なんて言うと、子供に馬鹿にされてしまうっていう、どうでもいい大人のプライドも多少ありますし。
でも私は、自分の子供にには、「うちはお金がカツカツ。貧乏だ」
という方向に話をもっていってます。実際にもらっている会社の給料よりも、15万から20万円くらい低い金額で、月収を答えています。
小学校高学年になると、生活水準を他の同級生の子と比べるんですよね。
医者の子供とか。自営業者の家庭とか。
そういう家庭と比較されると子供がいうのは、
「うちはしょせん、サラリーマンだから、お金がないんだよね」
ってバカにされることがあります。
アニメ「クレヨンしんちゃん」では、サラリーマンのお父さんは給料が多くはないって話がでてきますよね。だから、子供にとったら、サラリーマン=お金持ちではない
っていう認識になるようです。
でも、貧乏と思われた方が子供にとっていいんだ。
って確信したのが、さきに言ったひろゆきさんの書籍。
お金を無駄に使わない子供に育てるために
ページ134を引用します。
子供のうちから、払えないものは払えないと言える習慣を身につけておくほうが、
仮に将来的にお金持ちになったとしてもお金を維持できるのです。
僕はよくお金を使わないと言われますが、
子供の頃から裕福ではないと思っていたからだと思っています。
僕の親は公務員で、普通に考えれば貧乏ではなかったと思うのですが、
親からは「うちは貧乏だから」と言われゲームを買ってもらえませんでした。
そんな生活が染み付いているからか、いつまでも定価で商品を販売しているコンビニで買い物もしなければ、仕事で出かける時は家で作ったお茶を持参しています。
どんなに裕福でもお金は有限です。最終的には、やりくりは自分でしなければいけないので「お金はそんなにない」と子供に言っておいた方がいい気がするのです。
これは本当に同意します。
仮にお金があったとしても、お金がないものだと思えば、
お金を必要以上に使いません。この方法はリスクなしです。
逆に、お金がないのにお金があると錯覚して、
借金をしたり、クレジットカードのリボ払いをしてしまうような生活をすると、
家計が赤字になる可能性があります。
どっちが安全な生き方か?
もちろん前者です。
大物にはなれないかもしれないけど、前者の方がお金に関しては堅実な生き方です。
子どもにも、家庭での実際の収入や貯金額は少なめに言って、
「お金はそんなにはない」
と思ってもらった方が、子供の将来のためになると思っています。
ひろゆきさんの本を読んで、それを確信できました。
P.S
ついつい必要以上に子供にお金を与えてしまうぐらいなら、
まだ学資保険を検討した方がマシ。
そう思う方は、無料相談で情報収集するのもよいです↓