つい最近の出来事。
40歳の誕生日を迎えたその日、嬉しくないことが起きました。
子供が食べているちょっと固めのグミのお菓子。
そのグミを一つつまんで噛んだ瞬間、
左上の一番奥の銀歯が取れてしまいました。
そして4日後、かかりつけの歯医者に行って銀歯の取り付けに行きました。
先生からのコメント:
「あれ、銀歯の奥の親知らずが、虫歯になってますね。歯が欠けてます」
「次回、親知らず抜きましょう」
ただ銀歯、被せものを詰めに行ったつもりが、虫歯の診断。
そして、歯を抜くなんて。
ブルブルと身震いをしそうになっちゃいました。ホント。
担当の歯医者さんには、
私「抜歯は痛いですよね??」
そして、女々しくも、帰り際に受付のお姉さんにも
私「抜歯はやっぱり痛いですよね?」
と聞いて、どうするか迷いました。
結局、その日は、次回の抜歯日の予約をすることができませんでした。
私「一旦、心を整理してから、また連絡します」
40歳を超えても、生まれつきのビビリはビビリのままなんですね。
親知らずが虫歯になっているのは間違いなさそう。
そのため、抜歯は遅かれ早かれしないといけない。
ただし、この歯医者さんで本当に安全にできるのか?
それが不安になりました。
私が通っている歯医者は、かかりつけ医とはいえ、勤務医の先生が1年ごとにコロコロと変わるような歯医者。
この担当医に歯を抜いてもらって、本当に大丈夫なのか?
不安になりました。
そこで、
親知らずの抜歯は普通の歯医者さんと外科的な処置をする口腔外科専門の歯医者さん、どちらで抜くのが安全なのか?
を調べてみました。
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目次
そもそも、普通の歯医者と口腔外科の違いは何か?を調べたところ
ネットで検索すればたくさん情報が出てきます。
ネットの専門サイトには細かく書いてあるのですが、一言で言うと
- 普通の歯医者さんは、虫歯、歯周病、歯の定期クリーニングとか、そこら中にある一般的な歯医者。
- 一方、口腔外科と言うと、外科的な処置を得意とする歯医者。(つまり、抜歯については口腔外科の方が得意)
とのことです。
なので、一般的な結論を言うと、
抜歯をするのであれば外科的な治療を数多くこなしている、口腔外科専門医の方が比較的安全なのではないかということが分かりました。
ただし、よく調べてみると、資格としては、
普通の歯医者と口腔外科の歯医者は、持っているライセンスが違うというわけではないとのこと。
基本的には、歯学部を卒業された歯医者さんが自ら「口腔外科」と名乗ることができるみたいです。
なので、普通の歯医者と口腔外科の明確な切り分けができるわけではなさそうです。
親知らずの抜歯の相談を普通の歯医者にするか、口腔外科専門医にするのがよいか?
次に、親知らずの抜歯は、普通の歯医者でも問題ないのか?
という点について、ネットで歯科医の見解を色々調べてみました。
その結果、基本的な意見として、
- 上の歯の親知らずは、下の歯に比べて比較的簡単なことが多い。
- 上の歯の親知らずの多くは、普通の歯医者でも抜くのは難しいわけではない
- 下の歯の親知らずについては、手術が難しく、時間が掛かることが多い。神経が近いので、手術時と術後に痛みを伴うことが多い。下手をすると、神経を傷つけて後遺症が残ることもある
といった内容です。
そのことから、一般的には、
- 上の親知らずの抜歯でであれば、大概は普通の歯医者でもできるのではないか
- 一方、下の親知らずであれば、歯科医の腕がより試されるので、口腔外科を得意とする歯医者の方が安全では?
と言えることが分かりました。
親知らずの抜歯をしてもらう歯医者は、先生が信頼出来そうか?で決める
色々とネットで歯医者さんのコメントなどを調べた結果、私の結論は、
普通の歯医者さんか、口腔外科を名乗る歯医者さんか、
というくくりで判断するのではなく、
抜歯をしてくれる担当歯科医が信頼出来そうな人なのか?
で、決めるしかないということです。
先生の施術のスキル(口コミ評判から)、知識、患者さんへの対応、など、トータルの印象です。
肩書きではなく、その人が信頼できるかどうかで判断するしかないなと思いました。
一番選んではいけない歯医者は、プライドだけが高く、患者の不安や質問に寄り添ってくれない人。
良心的な歯医者であれば、もし、抜歯が困難な歯の状態であれば、
より専門的な口腔外科専門医や大学病院などを紹介状を通して書いてくれるはず。
危険な手術と分かっていながら、プライドが邪魔して強引に施術をし、神経痛の後遺症が残ったりしたら、最悪ですから。
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私の場合、どの歯医者で親知らずの抜歯をすることにしたのか?
私が2年くらい通っていた歯医者の先生は、説明も丁寧にしてくれるし、人柄的には問題なし。
ただし、外科的な抜歯のスキルがあるかどうか?腕がいいかが、判断できませんでした。
ネットでの評判はコメントが0件だし、全く分かりません。
全幅の信頼を寄せて、その歯科医に親不知の抜歯を依頼することがどうしてもできませんでした。
そのため、
普通の歯医者だけれども、口腔外科も専門にやっている歯医者をネットで検索し、口コミ評判を調べ、そこで1回診察してもらうことに決めました。
セカンドオピニオンみたいなものです。
2つ目の歯医者さんの意見を聞いて、
やはり抜歯をする必要があるのか?
あるいは、抜歯は暫くしなくてもよいのか?
を含め、今後の治療方針を相談して行くことにしました。
歯の親知らずの抜歯については、ネットで情報が溢れています。
「親知らずの上の歯の抜歯なんて、どこでも簡単1分でもできる」
といった極端に楽観的な書き込みもある一方、
「上の親知らずであっても、歯を抜くことによる後遺症の恐れあり」
と危機的に書いた歯医者さんもいます。
私たち患者の方は、ネット情報だけを鵜呑みにせず、
「自分はこの先生にお任せしてもいいな」
と思える歯医者を自分の足で見つけるしかないと思います。
さて、
虫歯がある親知らずを抜歯することになったのか?
抜歯の痛みはどうだったか?
など、今後の経過についても、今後、続編を書いていきます。