2021年7月31日群馬県立県立ぐんま天文台に行ってきました。
ぐんま天文台から車で5分くらいのところにある、
高山村の道の駅「中山盆地」に併設されている宿泊コテージに泊まった日の訪問です。
またリピートしようって思った宿泊コテージの記事はこちら↓
さて、話を戻します。
ぐんま天文台で気になるのが、
- 駐車場から天文台の施設まで歩いて何分くらいかかったのか?
- 夜の観測をする場合、夜の山道は明るいのか?
- 夜の夜道で危険はないのか?熊の出没や虫刺されの心配はないのか?
- 雨が降ったり、雷を伴う雷雨の時の場合はどうすればいいのか?
など、慣れない山の夜道を歩くだけあって、心配なことが多いと思います。
ここでは、あくまで、私が1回行った時の経験だけですが、2021年の夏に行った時の記録を参考として載せておきます。
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目次
ぐんま天文台に行く前に激しい雨と雷だったので行っていいか不安だった
私達は、家族4人で行きました。小学校4年生と1年生の子供を連れて。
その時、どんな感じの天候だったのか?
荒れた日でした。
夜8時からの予約枠で予約していました。(コロナの影響で、夜の観測はぐんま天文台へメールで事前予約が必要です)
当日の夜7時頃、中山盆地の温泉施設「ふれあいプラザ」で露天風呂に入っていました。
露天風呂から見える天候は、
激しいにわか雨と、激しい雷。
温泉から出た7時20分頃、8時の予約枠なので、
もうそろそろ、ぐんま天文台に向かわなきゃいけないといった時。
道の駅「中山盆地」の周辺は、雨は止んだものの、まだ何キロか先に雷のイナズマが見えるよな状況。もちろん、雷の音も聞こえるました。
こんな時に、道の駅からさらに森の中に入って、天文台に向かって山のてっぺんに向かって歩いて行っていいのか?
不安になりました。
なので、7時20分、つまり予約枠の40分前に、ぐんま天文台に直接電話をして話を聞いてみることにしました。
私「天候が悪く、雷を伴っているようですが、今からそちらに行っていいのでしょうか?」
ぐんま天文台の職員
「今の時点、来てもらって大丈夫です。ただし、天気が悪いので夜の望遠鏡での天文観測は中止になりました。
その代わりに、職員が、見える予定だった星についての解説をスライドでお話しします。
せっかくの機会ですので、もしよろしければ来てみませんか?」
といった回答をいただきました。
私たちが心配していたのは天候。
万が一、雷が山に落ちたなんてしたら、下手すると大怪我、あるいは命に関わる事になります。
それを心配していたのですが、職員の方に、今の時点では問題ないということで、安心してぐんま天文台に向かうことにしました。
注意:天文観測ができなくても、料金(入場料)は大人300円(子供は無料)が掛かります。
つまり天気が悪く、行っていいのかな?
と迷えば、まずはぐんんま天文台に直接電話して問い合わせをするのが一番安心です。
ぐんま天文台の夜の山道は駐車場から歩いて何分?熊とか虫の対策は?
天候の面では心配はなくなりました。
雨も止んだし、雷もさらに遠くに行って、天文台付近で雷が落ちるような状況ではありません。
次に心配になるのが、ぐんま天文台の駐車場から天文台まで、夜道を歩いて15分ぐらいかかること。
実際、登りは、15分かかりました。夜道でゆっくり慎重に歩くだけあって、結構長く感じる15分です。
日ごろ運動していないと、息が苦しくてペースダウンするくらい長い道のりです。
歩道は整備されているものの、光は足元にわずかなライトがあるだけ。
しかも、他に人がいません。もともと、コロナ禍で予約した人しか入れない状況。さらに、天候が悪かったせいか、私たちを除くと、少し遠くに他の家族が一組いるだけでした。
あまりに周りが静かなので、下手すると、熊が出てくるんじゃないか?
って思うくらいの静けさ。
やっぱり案の定、天文台への夜道を歩いていると、熊対策の設備がありました。
熊よけに、鐘を鳴らすスポットが3箇所ぐらいありました。
うちの子供は、喜んでガンガン叩いていました。
最初、私の妻は、ただの遊び用のものかな?
と思って、夜に鐘をガンガン鳴らすうちの子供を注意しました。
いやいや、違うんです。
これは、熊よけのために鳴らした方がいい鐘。
鳴らした方がいいと思います。
また、帰り道に私たちは気が付いたのですが、
天文台の駐車場から、山の小道に入る所に、「熊よけの鈴」が置いてありました。
天文台へ行く人は、その熊よけの鈴を身に着けて山道を登ることができます。
私たちの帰り道は、登ってくる家族たちが、ガラガラ、カラカラと鈴をつけて歩いていました。
不安であれば、熊よけの鈴も備え付けてあるので、それを身につけて歩くのが良いでしょう。
ちなみに、森の中なので、虫はたくさんいます。
こちらの記事で書いたように、クワガタも見かけました↓
高山村宿泊コテージの近くでカブトムシやクワガタは採れる?どこに行けば見つけられる?
虫刺されになるような蚊やその他の虫もいるとは思います。でも、わたしたちは立ち止まらずに歩き続けたので、家族4人とも虫刺されはありませんでした。
虫刺されにあいにくくするには、歩き続けるのがポイントだと思います。たぶん、夜道が怖くて、立ち止まろうとしないはずです・・・
ぐんま天文台の夜の山道で役に立った懐中電灯と100均の蛍光の腕輪
ぐんま天文台のホームページに書いてあるように、夜道は足元にライトがついているので、何も持っていかなくても、足元が見えなくて歩けないということはありません。
でも私たちは一応、懐中電灯を3つ持って行きました。すべて100均のもの。
これは結構役に立ちました。
やっぱり夜道。なるべくライトを照らした方が、精神的な恐怖感は弱まります。
必須ではないけれども、1つくらいは懐中電灯を持って行った方が安心です。
それともう一つ重宝したのが、100均で売っている蛍光の腕輪です。
お祭りで、子供が腕につけるようなおもちゃです。開封すると、数時間、赤とか青とか、蛍光色で光るおもちゃです。
これが意外と役に立つ。
子供の迷子防止にもなるし、
なんとなく不安が和らぐグッズとして重宝です。
お子さんがいれば、買っておくとよいです。
ただし、天文台の施設の中に入ったら、この蛍光腕輪は一旦外す必要があります。
職員の人に、外すように言われました。
写真:天文台施設の展示物にも夢中になって見学してました↓
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まとめ
ぐんま天文台は、ホームページに書いてある通り、駐車場から登りで約15分くらい歩いてつきます。
(下記は、ぐんま天文台の施設の出口。写真に写っている傘は、駐車場まで傘をさせるように無料で貸し出し可能な傘です。こんな心遣いはありがたいです。それだけ、山の天候は変わりやすいということでしょう)
わたしたちが行った日は、残念ながら天候が悪く望遠鏡での観察はできませんでした。
でも、その代わり、職員の人から星の解説を15分間聞けました。
他に訪問者がいなかったので、完全独占で、専門家からお話きけたことは非常に貴重で、贅沢な時間でした。
また、星の観測はできなくても、望遠鏡自体の見学はできました。
これも完全に貸切状態での見学。
ぐんま天文台の夜道がちょっと怖いかもしれませんが、貴重な経験ができたので行ってよかった。
夜の道が心配でも、
- 熊よけの鈴を身に着ける
- 所々に設置してある鐘を鳴らす
- 懐中電灯を持っていく
- 蛍光の腕輪を身に着ける
など、対策をすれば、恐怖心はなくなります。
次回、天候のよい日に、もう一度ぐんま天文台へ行って天文観測をさせてもらう予定です。
P.S
高山村宿泊コテージの代金は18,000円。旅館に泊まるより安いとは言っても、非日常生活の支出でこの金額は安くはありません。週末や連休に、家族で楽しむためにも、ちょっとお金を稼ぎたいと思ったときの選択肢がこちらです↓
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