キンコン西野近畿大学スピーチはなぜ批判される理由ある?アンチの発言を鵜呑みにする方が危険

キンコン西野さんの近畿大学の卒業式スピーチのYouTube 動画。

私も一週間前にこれをたまたまYouTube のおすすめ動画に出てきて見ていました。

私は、

スピーチの前半は普通に面白い（笑える）
後半は、前半の話を被せながら、卒業式スピーチらしくいいことを言ってるな。また、前半の話をちゃんと前振りにしているところが上手くて、話し方の勉強になる。

と感じました。

でもその一週間後、西野さんのスピーチの内容に批判が殺到していると言った記事もありました。

Twitterでのコメントやネットでの記事。

なぜ批判されているのか、批判側の主張を読んでみました。

キンコン西野さんのスピーチへの批判箇所は

ハーバービジネスオンラインという記事で、カルト問題、自己啓発系の問題の専門家の方が書いた記事。

話題のキンコン西野氏による近大卒業式「時計」スピーチが孕む危うさ。問われる近大の良識#西野亮廣 #キングコング

『「カルト宗教」取材したらこうだった』（宝島社新書）の著者による記事 https://t.co/p4lY51W7C4

— エキサイトニュース (@ExciteJapan) 2019年4月27日

記事の内容が難しく書かれているのですが、

批判の内容を簡単にいうと、

必ず努力は報われると言った意味に捉えられるのが問題
マルチ商法、自己啓発セミナーで騙されるのではないか。そのようなものに騙されることを煽っている

といった内容。

他のツイッターでの批判も同様のもの。

西野さんのスピーチの

「時計には、時計の長針と短針がある。これらは、必ず重なる。努力・挑戦をしてもすぐには結果が出ない期間がある。でも、いつか報われる」

という箇所です。

アンチは部分的に切り取ったり、都合のよい解釈をして批判したくてたまらない

ツイッター上での批判や、批判記事の内容を読んでみたら、

「よく雑誌社やテレビ局が使う手のように、発言の部分的な箇所を切り取って、自分たちの都合のよいように批判しているだけやん」

と感じました。

西野さんが一番言いたかったことは、ご自身のスピーチの中で言っています。

「伝えたいメッセージは何かと言うと、鐘が鳴る前は報われない時間があるということ」

このことですね。

「努力しても最初は報われないと感じる期間があるよ」

ということ。

そして肝心なのは、西野さんのスピーチの対象者は、

これから社会に出る、大学卒業生ということ。

会社に就職しても3年以内で辞める新社会人が３人に１人、約３0%といった時代、

「社会に出て、お前らすぐに諦めずにちょっとは辛抱しろよ」

というメッセージでしょう。

人生諦めた、しなびたおっさん連中が聴衆じゃないってことです。

こういうメッセージ、誰もが言ってますよね。

「会社に就職しても3年以内で辞める学生が３人に１人」

という新聞記事を読むと、いかにも若者側が悪いような批判する内容が多いです。

つまり、多くのマスコミも、

「若者よ、すぐに会社を辞めるなよ。報われるまで努力してみろよ」

というメッセージを発信しています。

これが、キンコン西野さんが発言すると、たちまち批判の対象になっちゃうってことは、やっぱり、ただのキンコン西野さんのアンチが批判していると思えます。

下記の方に同意です。

筆者はマルチとカルトに殺されたのかいうくらい跳躍した内容。
間違ってもこの人の前で例え話はできない(笑)
話題のキンコン西野氏による近大卒業式「時計」スピーチが孕む危うさ。問われる近大の良識 https://t.co/n0Fj98ZDsA #スマートニュース

— 石 (@dieme19416) 2019年4月27日