スポンサーリンク
ジムロジャーズさんが書いた
「お金の流れで読む日本と世界の未来 世界的投資家は予見する」
という本を読みました。
投資家のジムロジャーズさんが書いたこの本。
書かれたのは2019年。2020年のコロナ騒動よりも前に書かれた本なので、
2020年の時代の大きな流れが組み込まれてはいません。
とはいえ、今後10年、20年後あるいは50年後を見据えた世界的な動きについては、
大きく外れないと思わせる内容でした。
本書は、北朝鮮、韓国の将来についても書いてあります。
今から韓国語を勉強するメリットはあるのか?
について、疑問に思っている方にも、参考になる内容が書かれています。
ジムロジャースさんは、韓国語(朝鮮語)の需要は伸びると予見
韓国と北朝鮮。そして、韓国語の需要について。
209ページから210ページを引用します。
若い人なら外国語を習得することも勧めたい。
(途中省略)
今後、日本では海外の市場に頼らなければビジネスが成り立たなくなる。
そのためとりわけ日本人にとって外国語のマスターは必須事項と言ってもいい。
(途中省略)
朝鮮語(韓国語)を学ぶという選択肢もある。
第2章で述べたように、朝鮮半島の統一が実現すると韓国、北朝鮮は世界で最もエキサイティングな場所になる。
世界中の資本が朝鮮半島に流れ込むだろう
(途中省略)
本を読むより、学校に行くことより、海外に暮らすことの方が学ぶことは多いものだ。
自分の国に戻った時には、以前よりはるか自国のことがわかるようになっているだろう。
私が日本人の若者ならどの国に移住するか?
韓国か中国。あるいは、コロンビアかベトナムへ行くだろう。
今後、遅かれ早かれ、北朝鮮と韓国が統一するのは間違いない。
と、ジムロジャーズさんは予言しています。
統一された場合、北朝鮮が急速に発展する。つまり、お金が北朝鮮に流れることになる。そうすると、ビジネスチャンスが生まれる。個人のレベルでいえば、韓国語(朝鮮語)が必要な仕事が増える。
ということです。
今から数年後に、すぐに韓国語の需要が増えるかと言うと、そうでもないかもしれません。
10年後、20年後の10年単位のスパンで考えると、
韓国語がの需要が増えるのは大いに可能性があると考えて良いのではないでしょうか。
これが当たるかどうかっていうのはよくわかりません。
ただし、ジムロジャーズさんは投資を通じて世界の流れを読むことをこれまで何十年とやってこられた方。
世界の流れを予見をする方法は、単なるデタラメではないそう。
ページ5にこんなことが書かれています。
歴史というのは韻を踏むように少しずつ形を変えながら反復をし続けるのだ。
歴史は繰り返す。
過去の歴史から、今後どのように世界が動くかと予想されているそうです。
韓国や北朝鮮の今後の動きの予見について、大きく外れることはないと感じました。
韓国語に需要があるかないかに関わらず、外国語を習得して1つ武器を増やしておくこと自体にメリットあり
韓国語を学ぶメリットがある/ないに関わらず、
一つでも自分が得意、武器になる言語を習得しておくこと自体に意味があると思います。
得意なことを1つ増やすことで、
自分の自信に繋がるし、今後、就職や転職をする時に有利でしょう。韓国語自体が、仕事に役に立つかどうか、需要があるかどうかは別として、有利になるでしょう。
「お金の流れで読む日本と世界の未来」には、こんなように書かれています↓
190ページの引用
良い成績を残せば、自分がやりたいことを選択することができる。
それこそが重要なんだと説明している。
学校の成績が悪ければ、例えば東大に行きたいと思っても行くことは叶わないだろう。
東大に行こうが行くまいが、それはどちらでもいい。
それはあなたの選択だ。
ただ、成績が悪ければその選択さえできないのである。
そういう意味で、成績が良いことは重要だ。
教育は重要だ。
いい教育を受けても成功するとは限らないが、教育は間違いなく、将来役立つ多くのスキルや選択肢を与えてくれる。
将来の選択肢を増やす意味で、今は需要が少ない韓国語であっても、大いに役に立つ可能性があると確信できる内容も書いてあります。
スポンサーリンク
まとめ
今後、韓国語の勉強するメリットがあるんか?
韓国語は需要があるか?
韓国語を習得するとお金になるのか?
打算的に考えるのもいいけれども、それ以前に、何か一つの分野に集中して勉強するってこと自体に意味があります。
2019年の本とはいえ、数十年後の世界の動きを読むには十分に読む価値がある本です。
韓国語、韓国に興味がある人は必須の書籍です。↓