【公立小移民】評判の良い小学校を探す方法!学区を選んで引っ越し先を決めた体験談

「公立小移民」という言葉が、ヤフーニュースの記事に出ていました。

公立小移民とは、一言で簡単にいうと、

「小学校に入る子供の教育環境を重要視して引っ越先をきめる」

と私は解釈しました。

私は、以前まではこのようなニュースを見ても、

「私立ではない、公立の小学校だったら、どこへ行っても同じじゃないの?」

「教育環境が良い悪いというのは、学年によって当たり外れがあるから(荒れているor荒れていないという意味)、考えてもしょうがないんじゃないの?」

と思っていました。

でも実際、来年の4月に私の長男が小学校に入ろうとしている時期にさしかかり、

「少しでも評判の良い学校に行かせたい」

という気持ちが芽生えてきました。

私個人の事情で言うと、これまで約15年間住んできた首都圏の住まいを離れ、急遽来年の4月からは地方都市へ家族で引っ越すことになりました。

私も妻も全く土地勘のない地方都市へ行くにあたり、子供が入学する小学校の評判が非常に気になり、どこの学区に引っ越すかという点を最も重視するようになりました。

まだ私の場合、最終的な入居先が決定したわけではありません。でも、どの小学校の学区に引っ越すかは決めました。

私からは、「実際に子供が小学校に入ってあとの感想・体験」は、まだお話できないのですが、

「評判の良い(と噂される)学校を探す手段や方法」

については、私の経験談をお話できます。

小学校の学区探し1つのご参考になるなれば幸いです。

※地域によっては、学区外申請して、学区外の小学校に通学(学区外通学・越境通学)が出来たりと、小学校を選べるケースもあるので、そういう意味でもやはり小学校(中学校も)の情報をしっかり調べておくのは重要です。

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小学校の評判や周辺地域(学校)の治安や評判を知る方法は?

ネットから情報を得る

1つの手段は、ネットから情報を得るということです。

私も最初は、この方法を取りました。

ただし、ネット情報の欠点は、

「特定の小学校名の評判を検索しても、ほとんど情報はない」

という点です。

私が思うにこれは、公立の小学校単位は地域の範囲が狭いので、評判や口コミを書き込んだ人が非常に特定されやすいことが原因だと思います。こんな狭い地域の話は、書き込む勇気がある人がなかなかないのだと思います。

とは言っても、ネットでも多少なりとも地域の評判は載っています。

具体的には、

です。

これらの掲示板や書き込み欄には、大体の地域柄についての噂や体験情報が載っています。

これらは、一人の方の情報だけでは、偏った意見かもしれません。でも、複数の人の意見を寄せ集めると、評判の傾向は見えてきます。

学校のHPもチェック

また、通わせようと思う候補の小学校のホームページをチェックすることも大事だと思います。

私が重視したポイントは、「HPの更新頻度」です。

毎日、学校給食の写真がUPされているだけでもいいんです。HPの更新をマメにやっている学校は、学校の情報を積極的に外部に発信しようと考えていることの表れだと思います。

情報を出さない学校と積極的に出してくれる学校のどちらが魅力的かについては、言うまでもありませんよね。

このように、ネットからの情報は、あながち見過ごせないと私は思っています。

あらゆる手段を使って、直接的に人から評判(口コミ・評価)を聞く

ネットからの情報は限られています。

最も最強なのは、人から直接聞くということでしょう。

では、誰から聞くのが良いのでしょうか?

最も良いのは、

「現地に住んでいる人、特にすでに小学校に通わせている子供がいる方から聞く」

ことだと考えます。

私の場合、妻のママ友経由で、私たちが引っ越しする地域に住んでいる方に連絡を取り、小学校の評判を確認しました。

ママ友以外では、会社の同僚に聞きまわりました。

私の場合は、会社での転勤で地方都市に引っ越します。すでにその都市に住んでいる複数の同僚から聞き込みをしました。

こう言った身近な人から聞く情報が、最も生の声に近いと思います。ただし、主観も入ってると思いますので、あくまでその人の意見として聞くのがよいとは私は思っています。

もっと客観的な声はどこから入手するのか?

では、もう少し客観的な意見は誰に聞けば良いのでしょうか。

私が取った方法は3つです。

一つは、地元の不動産屋に行って小学校の評判を聞く

という方法です。私の場合、2件の不動産屋に行って、

「どの地域に転勤族が多いのか?」

「どの学校が人気があるのか?評判はどこが良いのか?

「荒れているのはどの辺りなのか?」

というところを聞きました。

ただし、不動産屋さんも、下手に迂闊なことは噂に流せないので、明確に「何々小学校はイマイチ評判がよくない」とかそんなことは一切言ってくれません。

でも、ヒントは与えてくれます。

「転勤族が多いのはこの辺りの地域」

「学力が比較的高いと言われているのはこの地域で、、、」

くらいのことは教えてくれます。

2つ目が、タクシー運転手から聞く

歩いてでも行ける場所へも、敢えて私はタクシーに乗って、タクシーの運転手にその地域の小学校の評判を質問しました。

ただし、タクシーの運転手はだいたい高齢・年配の方が多いので、今現在の最新情報の入手は期待薄です。

「伝統的にこの辺りはこんな歴史があって、、、」

と言ったお話を聞くのに最適です。

3つ目は、幼稚園に聞く

私には、来年幼稚園の年少さんになる子供もいます。引っ越し予定の地域で、幼稚園見学に行きました。

そこで幼稚園の先生に、小学校の評判を聞きました。

幼稚園の先生も迂闊な発言は出来ないので、

「この地域は転勤族が多いのか、それとも地元の人が多いのか?」

など、当たり障りのない情報は聞くことができました。

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自分の目で小学校を確認する(平日に小学校の通学風景を観察する)

私は、人から話を聞くだけなく、平日の朝に小学生が通学する姿を観察しました。

ポイントは、

  • 通学する小学生達の通学風景を見て、どんな感じの小学生が通っているのかを感じ取る
  • 通学時に生徒が横断歩道を渡る際、保護者が交通整理をしているのか?(保護者が、子供の安全や教育に関心が高いのかどうかを判断する1つの材料として)

「ネット情報 < 人から聞く < 実際に自分の目で確認する」

の順で、自分自身が納得する材料集めには向いていると感じています。私は可能な限りの手段で情報を集めました。

まとめ

以上の事前調査の結果、私の子供が来年4月から通う学区の候補は既に決めました。

後は、実際に小学校に入ってみないと、

「本当に自分の子供にとって環境が良いのかどうか」

というのは分かりません。

でも、何も予備知識がない状態で小学校に行かせるより、出来る限りの手段を使って子供が通う小学校はどんな感じなのかを確認することは重要だと私は信じています。

今回の「公立小移民」のニュース記事を読んで、子供の小学校の学区が気になる人は私だけではないことを認識させられました。

P.S

私が定期的に教材を買っている、ある経営コンサルタントの方が、

「小学校に通って、子供が最も身に付く能力はコミュニケーション能力」

と言っているのを思い出しました。

そういう意味では、学校では(良くも悪くも)色んな性質の生徒と交流することが大事ともいえます。

今の時代、学校の教科(科目)の勉強だけだったら、自宅に引きこもっていても出来ますからね。

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