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ウクライナ兼モルドバ大使、防衛大学校の教授などの経歴のある馬渕睦夫さんの書籍を2冊読みました。
2020年以降、コロナウイルスが広まった時代を境に、世界そして日本がどう変わっていくのか?
についての展望が書かれた書籍でした。
2冊とも、Amazonでのレビューが星4.5の高評価。
1冊目が「馬渕睦夫が読み解く2021年世界の真実 世界覇権10年戦争が始まった」
2冊目が、アメリカ人から日本人に帰化したビルトッテンさんとの対話形式の書籍。
「世界経済の分断点を乗り越えよみがえる日本 コロナ恐慌後の希望を読み解く」
2冊とも2020年、コロナ騒動の真っ最中に出版された本です。
コロナ禍も含めて、世界や日本の今後の展望についてです。
主張の1つが、
これからの時代は、今まで日の目を見なかった病院で働く看護師や清掃員とか、介護士など、いわゆるエッセンシャルワーカーが非常に価値のある存在として見直されるだろう。
一方で、お金を右から左に動かすだけで何億円と儲けるような人は、価値を持たなくなる。
という内容。
今、コロナ禍で、エッセンシャルワーカーとして大変苦労して働いてらっしゃる方へ尊敬の気持ちがこもった書籍でした。
※ちなみに、30日間無料体験のAmazonキンドルに加入すれば、Kindleunlimited対象本については、その期間に無料で書籍が読めてしまいます。
エッセンシャルワーカー(一隅を照らす人)の価値が見直される時代
まずは一冊目、「馬渕睦夫が読み解く2021年世界の真実 世界覇権10年戦争が始まった」
の190ページあたりの引用です。
人生はお金儲けだけではないということをこれからより多くの日本人が考えるようになるでしょう。いやこれは日本人に止まらず、世界中の人が考えるようになるはずです。
(途中省略)
お金を右から左に動かすだけで儲ける人と、日々病院の清掃をしながら時給1000円の人がいるような格差社会になっていいのか
ということが今回の武漢肺炎危機を機に、身にしみて感じられるようになってきました。
(途中省略)
金儲けできる人が勝者というマネー中心主義が見直されることですそのとき目に見えないものは価値がある程度経験するでしょう
断片的に心に刺さる箇所を一部引用しました。
金さえもうければいいや
という社会が見直される転換期にきているということ。
日本を取り戻すために、それぞれの人が自分の役割を果たす
ビルトッテンさんとの共著「世界経済の分断点を乗り越えよみがえる日本 コロナ恐慌後の希望を読み解く」
では、日本人としての生き方について書かれています。
154ページ以降の引用です。
アメリカ軍がいるからどうだとか、日本の政治を動かしているのはアメリカ人ジャパンハンドラーという言説は、もういい加減卒業して、
我々自身が何をするか考えた方がいい
(途中省略)
何か新しいことをやるのではなくて、我々はただ「復古」すればいいだけ。
日本の歴史を振り返れば、「日本を取り戻す」といった国民的大事業は、復古の精神、
つまり古来の知恵に学ぶという姿勢が成功の鍵を握っているといえます。
(途中省略)
淡々と自分の「分」を尽くしていれば、それが実は日本が良くなる最短ルートだと思うんです。
(途中省略)
それぞれの人が自分の役割を果たす。これが一番大切なんです。
これまでのアメリカ主導の世の中ではなく、日本人は日本人としてあるべき姿として生きていく時期にきている。
個々人としては、自分自身が今やるべきこと、できることを果たすこと。
お金に振り回されずに生きていく時期にきている。
という主張が心に残りました。
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まとめ
「金さえ稼げれば何をしたっていい」
から、
社会のために働いてくれている方が報われる社会になっていく。
今のコロナ禍で、精神的・肉体的に苦労されている、エッセンシャルワーカーと呼ばれる方々に希望が見えてくるような2冊でした。
また、エッセンシャルワーカーでない人でも、自分自身がやるべきことを真面目にやることに集中すると。すると、おのずと展望が開く。
短期的な金儲けに走らず、地に足をつけて、地道に生きていくのが正解。ということを再確認できました。
「馬渕睦夫が読み解く2021年世界の真実 世界覇権10年戦争が始まった」
と、
ビルトッテンさんとの共著「世界経済の分断点を乗り越えよみがえる日本 コロナ恐慌後の希望を読み解く」
P.S
また、2冊とも、2020年以降、日本と世界、中国とかアメリカとか、の関係がどうなっていくだろうか?
という展望も書かれていて、今後10年20後の時代の流れも勉強できます。
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