コロナウイルス騒動の真っ只中の2020年4月7日。
全国の多くの小学校では入学式、あるいは年度が変わってからの初めての登校日だった学校も多かったはずです。
うちの小学3年生の子供が通う小学校でも、今日が新学年になって初めての登校日でした。
で、そこで行われた授業の内容がなんと、
マスク作り
コロナウイルスの感染が心配される学校生活の中、マスクを作って予防しましょう
っていう話。
この話を子供から聞いて、笑っちゃいけないけども、苦笑いをせざるを得ませんでした。
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学校に来させて教室でマスク作りをさせるくらいなら、休校宣言してくれよって話
だって、感染リスクがあるなら、集団で密になる場所でマスク作りなんかせずに、休校にするのが最善策のはず。
市の学校関連のホームページを見たところ、
4月7日の週は3日間連続で、全校生徒、教室でマスクを作ります
という方針が書いてありました。
いやいや、休校にすりゃいいって話でしょうと。
笑っちゃいけないけれども、
やってることが日本の戦時中と変わってないんじゃないか?
と思ってしまったんです。
戦時中、学校で竹槍を持って敵を倒す訓練を真面目にやった話。
今日の学校でのマスク作りの話から、戦時中の話がパッと連想してしまいました。
国から、非常事態宣言が4月7日に出されました。
それが発令されるまでは、4月は通常通り学校の授業が行われる予定でした。
コロナウイルスに感染するリスクを犯してまで、あんまり学校に行かせたくないなぁと心配していました。
今日の初登校が終わった4月7日の夕方5時頃、学校からメールで連絡がありました。
急遽、明日からの学校は臨時休校とします。
とのこと。
国からの非常事態宣言の指示に従ったもので、5月6日まで学校はお休みとなりました。
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まとめ
感染リスクのある学校へ行って、感染リスクを下げるためにマスクを作るなんて、矛盾したことをやっていて、苦笑いをせざるをえなかった話でした。
ただし、言っておくと、これは学校のせいではないです。
学校を休校にすると困る人たちがいるからこそ、いや、別の言い方をすると、批判をする人達がいるからこそ、教育委員会や市は、安易に休校にできないといった事情があるのでしょう。
今回、お国が非常事態宣言を出したことによって、教育委員会や市もその指示に従った形で休校にすることができたと思います。
「国が言っているんだから、その方針に従って休校にした」
と言う、後ろ盾をえることができたと思います。
その結果、遠慮なく休校宣言ができたわけです。
そういう意味で、今日の国の非常事態宣言を出した意味はあると私は感じています。
都市封鎖が出来ない非常事態宣言なんて、意味がない
という声も世間にはありますが、
市町村が堂々と小学校や中学校を休校宣言できるようになったことだけでも、非常に大きな意味があると私は思っています。