有名な看護師・池田きぬ「死ぬまで働く」職場の人間関係に悩んだら読むと意外とすっきりした本

職場に嫌な奴がいて、人間関係で悩んでいた時に手に取った本です。

池田きぬさんの「死ぬまで働く」

人間関係に無関係のようなこの本。

なぜかネットで検索していたらたまたま引っかかって、試しに読んでみました。

結果、人間関係に悩む人が読む価値ありの本でした。

職場の人間関係にウンザリで、憂鬱な気分。

会社に行きたくない。

そんなときに本書を読むと、

「まあ、どこの職場でも人間関係が悪いものよ。働くって、そんなもの」

と割り切りの気持ちが沸いてきます。

気分が楽になるという意味で、でおすすめできる本でした。

以下、私が参考になった箇所を引用させていただきます。

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どこの職場にも自分と合わない嫌な人がいるもの

ここのフレーズ。職場の人間関係で悩んで、会社を辞めたいなーって思っている人に響く言葉がこれ。

153ページ

長く働いてわかりましたけど、青い鳥はどこにもいません。

どんな職場に行っても良いところ、悪いところがある。

スタッフに相談された時は

「どこに行っても自分の思うような職場はあらへんで。片っぽがええと、片っぽが悪いこともある。ここで頑張って良いところを見つけて行かなあかんと違う?」

なるほど、18歳頃から働き始め、97歳の時点でも現役を続けている池田きぬさん。

看護師として、職業としては1つでずっとお仕事をされてきたかもしれませんが、

働く場所はいろいろと経験をされています。

その経験として、どこの職場に行って、いい面と悪い面があるのは当然のこと。

っていうことを教えてくれました。

70年近く働いてこられた人が言ってるんですもの。

説得力ありまくりです。

20代や30代の若造の言葉とはわけが違います。

ストレスフリーの理想的な職場なんて幻想。あるわけない。

これが池田さんから教えられたこと。

余談ですが精神科医の樺沢紫苑さんがこんなことを言っていました。

転職をした人のアンケート結果で、

転職前の1社目の職場が良かったか?

転職後の2社目の職場の方が良いと思っているか?

の質問に対して、大半の人が1つ目、転職前の職場の方が良かったと回答してるそうです。

今働いてる職場が嫌だなと思って、安易に職場を変えても後悔する人が多いとのこと。

心を病むまでその職場にい続ける必要はないけれども、これだけは知っておかないといけません。池田さんが言うように、

「どこへ行っても一緒。いい面も、悪い面もある」

ってこと。

職場に限らず、人間でも二面性がある

146ページ

人間には二面性があって、良い面と悪い面がある。

なるべく良い面を見るようにしていました。

それでもどうしても直してもらいたい部分がある人には一人で抱え込まずに、上司や他のスタッフにも相談し解決するようにしました。

職場に限らず、人も同じ。

かならず良い面と悪い面がある。

100%善人って人はいないし、100%悪人って人もいない。

他人なんだもの。嫌な面があって当然。そんなもんだと割り切ることが、人間関係を楽にする秘訣。

そんなことを教えてくれました。

ところで、今の私の職場の話。

私が今いる職場って、仕事を労う雰囲気がないんです。欠点の指摘合いばかりの職場。

努力したこと自体を労ったうえで、足りない部分を指摘するならまだしも、批判ばかりの職場です。

ほんと息苦しい職場にいます。

でもそれって、今の時代、やっぱりおかしいなってことが本書を読んで確信できました。

ページ148

私が若い頃は上司に叱られてこそ伸びるという風潮でした。

でも時代は変わり今はそれでは人はついてきませんね。

だから必ず会話の中に「うまくできたね」とか「えらかったね」とか褒め言葉を入れるようにします。

スタッフだけでなく入居者さんに対しても褒めることを大切にしています。

これですよ、これ。

私が今の職場に足りないと思っていることが。

40代の私。若い人とは言えないですが、褒められるというか、やった仕事に対する労いの言葉が全くない今の職場に辟易としています。

若い人だけでなく、中年だってそうです。たまには褒められないと、仕事なんてやってられrないです。

欠点の指摘、批判ばかりされていては、会社が嫌になっちゃうんですよね。

池田きぬさんの言葉を読んで、私自身の行動も気を付けようと思いました。せめて私の後輩に対しては、褒めたり、仕事をやったこと自体に労いの言葉を掛けていこうと。

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まとめ

どの会社でも、どの職場でもいい面と悪い面がある。

どこへ行ってもそんなもんだよ

と割り切りの気持ちで気が楽になる本でした。

「死ぬまで働く」

P.S.

余談ですが、こんな長寿の池田きぬさんは、意外にも四十代や五十代では病気になったみたいです。若いころ病弱であっても、長生きすることもあるっていう希望を与えてくれます。

ページ90

四十代五十代は胆嚢炎や子宮筋腫の手術をしたり体調が悪いこともありましたが、60代で病抜したのか、その後は元気になり身体も良く動きました。

必ずしも、若いころからずーっと健康体である人が長生きするわけでもないってことですか。

病気になったからこそ、その後は健康をケアして長生きできているのかもしれませんしね。

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