苦しいが楽しいに変わる本。
人間関係、特に会社の人間関係で悩んでいる時、この本を手に取るとヒントになることは間違いありません。
精神科医の樺沢紫苑先生の本です。
「この精神的な苦痛をどうやって解決すればいいのか?」
って苦しいときに、具体的な解決案がたくさん書いてあります。戦略というより、戦術本ですね。
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嫌なことがあったらブログで書きまくってストレス発散
私にとって、苦しさを解消する大きなヒントになった方法が2つあります。
1つは、
ページ136
私はインターネットを使って情報発信をしましょうと言い続けています
その一番の理由は楽しいから。
そして情報発信自体が癒しの効果を持つからなのです
何か悩み事があった時、あるいはちょっとしたストレスになるような出来事があったとき人に相談できるのがベストですが、自分の深刻な悩みを聞いてくれる友人もそう多くはいないでしょう
そういう時はインターネットで表現してみるすると不思議なことに苦しいが楽しいに変わってしまうのです。
そうそう、私も友人は少ない。というか、今私が住んでいる身近には友人といえる人はゼロかも。
同期以外の会社の同僚は友人とは言えないし。
で、解決方法として提案してくれているのが、友人がいなくてもできる方法。
ネットで情報発信なら、リアルな友人ゼロでもできますもんね。
私にぴったりの解決方法。
よく、自己啓発書などには、
「悩みは紙に書きだす」
という方法が書いてあります。でも、これって、自分1人の中でクローズするやり方です。確かに、紙に書くと効果はあるんだけど、張り合いがないんですよね。
一方、ネット上に例えばブログで自分が書きたいことを書くと、緊張感があります。年にたった数人にしか見られない記事になるかもしれないけれど、読んでくれる可能性がある。
そういう意識で書くと緊張感があって、確かに先生のいうように癒しになることは間違いありません。
いつでも会社辞めてやるという状態にしておくと最強
もう1つは、
ページ164
会社を辞めるという選択肢を念頭に置いてみます。
本当に苦しい、もうこれ以上無理だと思ったら辞表を出そうと。
そう思った瞬間に苦しいに終止符を打つことができると気づくのです
そして抜けないトンネル感は消失し嘘のように楽になります
これは、別の本で北野唯我さんの本で同じことを言っていました。
今自分が働いている職場にしか、自分の生きる糧がないと思い込んでしまうと逃げ道がなくなってしまいます。
いやいや、世の中にはいくらでも仕事はあるし、会社もある。何かの本で書いてあったけど、日本には1万種類もの仕事があるそうです。
自分が今いる狭い世界だけで考えてしまうと、しょうもない職場の人間関係で無駄に悩んでしまいがち。
自分でできる対策として、「いつでも会社を辞められる」
能力、スキルを身に着けることに集中すれば、意味のない人間関係の悩みから離れられますよね。
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まとめ
精神科医、樺沢紫苑先生「苦しいが楽しいに変わる本」
自分に合ったストレス発散方法、悩み解決手段を探るために読む価値ありです。
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