佐々木常夫著「そうか君は課長になったのか」マネージャークラスの役職になった時に読む本

そうか君は課長になったのか

マネージャークラス(課長クラス)に昇進したら読むべき本がこちら。

私も、40歳を超えて、課長級に昇進させてもらい、本書を手に取りました。

今までは会社では下っ端の部類で、上の人の言う通りに仕事をしていても問題なかった立場。でも、管理職レベルの役職になるとそうはいきません。

とはいっても、これまで10年20年と、下っ端の立場にいることに慣れてしまった自分が、

いきなり管理職級の立場でどう仕事をやっていけばいいのか戸惑うものです。

そんなときは、本で勉強です。

その1つが、タイトル通り「そうか君は課長になったのか」

を読むと、管理職級の人がどのような心持ちで仕事をするべきかのヒントが手に入ります。

著者の佐々木恒夫さんは、東レ経営研究所の社長をされていた方。

私が重要と思ってメモした箇所を記載します。

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リーダーこそ、礼儀正しく分け隔てなく付き合う

ページ18

冒頭からいきなり、是非読んでほしいという本が紹介してありました。

佐々木さんご自身が主張したいことがたくさんあろう中で、本書の最初の方でいきなり推薦書籍を書かれています。

それだけ押しの一冊なんだろうと思って、

私も今、Amazonで注文しました。

キングスレイ ウォードさんの「ビジネスマンの父より息子への30つの手紙」

アマゾンの評価もかなりいい本です。楽しみ。

次。

会社の同期や先輩だけでなく、部下や年下、新人であっても、名前はさんづけで呼ぶことをおすすめしています。

さん付けをすることで、どんなメリットがあるのか?

引用します。

ページ58

常日頃、こういうことを実践しているとくだらないプライドに悩まされることはありません

さん付けで呼ぶことによって、自分より下という無意識の格付けがなくなり、変なプライドがなくなるから良いということですね。

そういえば、私の会社で僕が人間的に嫌いな同僚がいるのですが、その人は格下とみなしている同僚に対しては「君づけ」で名前を読んでいます。口頭だけならまだしも、メールの文章でも君づけを使っています。

よく考えたら、バカにしているような感じに思えてきました。

年下であっても、さんづけをするって大事。

バカにするに関連して、興味深いことが書いてありました

ページ58

当時の私のように、その分野での経験の浅い上司をバカにする部下というのはいるものです。

しかしね、そういう部下は組織とか権限とか、人間性に疎い未熟な人で組織の中で成功する確率は極めて低い。

だから意に介さないことです。

そして気持ちの上で一段上に立って、かつ謙虚に教えを乞えばいいのです

仮に、自分を馬鹿にする部下がいても気にしないこと。

バカにされること自体に委縮したり劣等感を持つ必要はない。

自分に足りないことを自覚したら、その分野では素直に教えてもらいにいけばいいだけ。

それくらいどしっと構えていればいい。

次は、チームとして計画的に仕事を進める方法について。

ページ69にこんなことが書いてありました。

  • 一週間分の業務内容と所要時間をまとめた計画書を作成すること
  • そして、実際にかかった時間と計画と比較する
  • そうすることで、仕事の予測能力の向上仕事の効率化スピードアップが測れる

ポイントは、個人個人で、この仕事はどのくらいの時間がかかるだろうか?

と見積り(予想)をしてから仕事をすること。

次、チームの人とコミュニケーションを密にとることの大切さが書いてあります

引用します

ページ87

西欧人はチームの中でお互いの考え方や目標をきちんと確認してから動き出すために無駄なことをしないで済んでいるのです

そっか、日本人の方が同僚とのコミュニケーションが下手くそ?

確かに、黙っていても暗黙の了解で仕事を進めちゃう。

というのもよくありますもんね。

次、困難にぶち当たったときの考え方。

ページ91

人というものは自分の抱えている問題を平然と受け止めて当たり前のように処する人に共感するものです

苦難が訪れたとしてもそれがどうしたと平然として生き抜くしかないのです

仕事だけでなく、プライベートでの悩みも含めて、

困難は、誰でも、いつでも起きるもの。

くよくよ悩んでも仕方がない。

自分の弱いところを部下や年下の人にもさらけ出して、自然体で生きる。

それくらい大っぴらにできるくらいに、どんと構えた方がいいよって

教えてくれた箇所です。

当たり前のことを当たり前にやれるだけでリーダーになれる?

最後、リーダーとはどういう行動ができる人か?

難しく考えることはないと教えてくれました。

ページ145

誰とも分け隔てなく付き合うという、人間として当然のことをやればいいのです。

私は「幼稚園で習ったことをできるだけでリーダーになれる」と常々言ってきました。

誰とでも仲良くする、仲間外れを作らない、悪いことをしたら謝る、困ってる人がいれば助ける。

こうしたことをきちんとやっていれば自然と社内人脈が広がり、君を助けてくれるようになるのです

逆の言い方をすると、当たり前のことを当たり前のようにやることができない人が多いということかもしれません。

だからこそ、普通のことを普通にやれるだけで、十分にリーダになれるってことでしょうか。

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まとめ

何も、マネージャー級になったからといって肩肘を張る必要はありません。

自然体のまま、ありのままの姿で、やるべきことをしっかりやるだけ。

当たり前のことをやる。

そうすることで、周りの信頼を得て、リーダーとして組織を引っ張っていくことができるようになる。

凡人の自分でも、管理職の役職でもやっていけるかも、と勇気を貰える本でした。

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