社会派ブロガーちきりんさんの本、
「多眼思考 モノゴトの見方を変える300の言葉!」
を読みました。
ちきりんさんの他の書籍をいろいろ読んでいて面白かったので、過去に出版されたこちらの本も読んでみました。
他に読んだ本はこちらです↓
本書は、ちきりんさんが過去にツイッターで呟いた内容の中で、厳選した300のツイートが書き並べられています。
なので、本書は何か一つのテーマについて書かれているわけではありません。
いろんなテーマについて、バラバラっとツイート内容が載っています。
300のうち、
1つでも2つでも自分の学びになればいいかなという感じで、
気軽に読むのがおすすめ。
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ちきりんさん「多眼思考」会社員でリーダーとして生き残っていくために必要なことを教えられた
私の場合、本書を読んだとき、
サラリーマン、会社員として課長級の役職に昇格させてもらったタイミングでした。
リーダー、マネージャーとして必要な心構えについて参考になった4ツイートがありました。
私のケースとして勉強になった箇所、4ツイートをピックアップさせていただきます。
一つ目。ページ39
「愚痴を言う」、「他人を嫉む」、「誰かに評価して欲しいと願う」・・・人生を無駄にしたければ、この3つをどうぞ。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) October 30, 2012
こんなことをしても自分のプラスに全くならない。
ただ時間の無駄。
自分がやりたいように、
自分が望むように人生を歩みたければ、
愚痴や他人を妬むことをしない。
他者の評価も気にしない。
会社の人間関係で悩んでる暇があったら、自分がやるべきことをに専念しなさい。
と教えられたツイート。
ページ69
勝負してる人って「負け」に慣れてるし、負けるってつまり、「自分より強い人と勝負できて、オレ超ラッキーじゃん」とか考えてるんだよね。 会社員って、「負け=人生の終わり」みたいな、なんじゃそれな人が多い。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) October 9, 2013
慎重に慎重に、ミスをしないように仕事するなんてつまらない。
会社員であっても、自分がやりたいと思ったように勝負に出て仕事してみろよ。
思わせてくれるツイート。
次はこちら
自分の行動を「空気」なんかに左右させるようでは、リーダーにはなりえない。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) October 6, 2014
先に引用した、「他人の評価を気にするなんて人生の無駄」
と同じような内容。
人の顔色なんて伺う必要なんてない。
伺っているようでは、リーダーにはなれない。
新しくマネージャー級の役職を頂いた私に、ちょうど響いたツイートでした。
自分の信念に従って仕事すればいいって。
ページ255
45歳にもなって、組織を離れたら食べていけないとか最悪。20年も働いてきて、何を学んでるの?って感じです。RT @enjoy1192: しかし、45歳定年は実際には困る。まだ子供が学生の人も多いだろう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) December 30, 2012
これも、42歳になった私がズキっとしたフレーズ。
一つの会社で安定した給料を頂いてきて、比較的安泰だった20代と30代。
さて、もし会社の組織を離れて、自分の力で安定してお金を稼ぐスキルがついているのか?
正直、自信はありません。
自分で起業してお金を稼ぐことができなくても、少なくとも会社員としてであっても、
「〇〇さんと一緒に仕事がしたいです」
「〇〇さんに仕事を依頼したいです」
と言われるような人になっているか?
なれるような仕事をしないといけないなって感じるツイート。
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まとめ
私にとっては、会社の仕事に関連するツイートが印象に残りました。
本書を読む人によっては、
仕事だけでなく、友人関係、家族関係、生きる意味、どう生きていきたいのか?
などなど、悩みが違うと思います。
本書の300のツイートのうち、1つでも自分がハッと気づかされるものがあれば儲けもの。
ネットで、ちきりんさんの過去のツイートを1つずつ読んでもいいですが、
時間が掛かりすぎます。
本書でピックアップされた厳選300ツイートを読む方が、
自分に刺さる内容を見つける早道だと思います。
そういう意味で、本書はおすすめ。