小学生からプログラミング専用の塾、スクールに通わせた方がいいのか?
小学校からプログラミングの授業が始まった今、悩む親さんは多いと思います。
20歳を越えて初めてプログラミングを初め、
これまで20年間、ソフトウェア開発で仕事をやってこられている私。
そんな私の意見は、
「別に小学生からプログラミングをやらなくても、大人になってからでも十分間に合う」
です。
いちエンジニアの私の意見だけでなく、2ちゃんねる創業者のひろゆきさんの本でも、
1つの参考になることが書かれていました。
「ボクが親ならこう育てる」
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小学校から無理やりプログラミング教室に通わせるかどうかなんて大した問題ではない
ひろゆきさんの僕が親なら子を育てるに一つのヒントはあります
親ができないことを学ばせても無駄。
そもそも親ができないんだから子供に無理やりやらせてができるわけない。
そういう文言から始まっています
ページ63、引用します。
通わせるスクールのレベルが低いという問題もあります。
以前プログラマーの友人が自分の子どもをプログラミング教室に通わせたのですが全くダメだったそうです。
教室ではプログラミングの概念を教える遊びをするだけでプログラムの知識は全く増えなかったとか。
教室への送迎に時間をかけるくらいなら自分で教えた方が早いという結論になっていました。
確かにこれはその通りな気がします。
私の子供にはプログラミング教室に通わせていないですが、
自宅マンションには子供プログラミング教室の宣伝チラシがたまに入ってきます。
そのチラシに書いてある授業内容を見ると、小学生向けのプログラミング教室はガッツリプログラムを書くようなものではありません。
例えば、ゲームのマインクラフトを使って、プログラミングの考え方を学ぶような遊びの授業。
ゲームを通じて、プログラミングの世界になじませる授業って感じです。
小学生向けだから、そのくらいが親さんに受ける授業なのでしょう。
英語に例えるなら、英語の学習を小学生から始めるか?
中学生になってから始めるか?
という話と同じでしょうか。
小学生から週に数回、数時間だけ英語を勉強をしたところで、
小学生から始めても中学生から始めても、たいして語学力の向上には差はないはず。
プログラミングもそれと一緒。
小学生の時、週に数回、数時間だけプログラミング教室に通ったところで、プログラミングの力が大きくつくとは思えません。
だから、小学生の時に、プログラミング教室に通うか通わないかなんて、たいした問題ではないでしょう。
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読み・書き・そろばんをしっかりやっておくほうが大事
それよりも、小学生、中学生の義務教育のときには、
読み・書き・そろばんの方がよっぽど大事。
基本的な国語の力、計算をする力は、大人になってから、どんな仕事をするにしても必要な能力なので。こっちの方が大事。
基本的な読み、書き、そろばんができれば、何歳になってからでもプログラミングはできるようになります。
私は組み込みソフトウェア開発のエンジニアを20年やっています。
そんな私は、20歳になるまではプログラミングなんてしたことありません。
大学3年生の時に初めてプログラミングをちょっとかじって、
本格的にプログラミングを経験したのは社会人になってからです。
成人になってからでも、十分にプログラミングのスキルは身につきます。
というより、1日8時間とか10時間とか、プログラミングに関連する仕事をするんですもの。社会人になって仕事を始めてからは、学生の時に比べて、圧倒的なスピードで力が付くにきまっています。
P.S
ただし、小学生や中学生にプログラミング教室を経験させるメリットもあります。
それは、子供が「プログラミング」に興味を持って、プログラミングにドハマりする可能性はあるということ。子供が面白いって思ってくれたなら、たった数回教室に通わせるだけでも、
大きな意味があります。
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