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2020年、コロナ感染が広まってテレワークを多くの会社が導入しています。
2021年の今現在も、私の勤める会社ではテレワークが推奨となっています。
会社に来て仕事をしてもよし、一方で、自宅で仕事ができるのならば自宅でやってもいい。
そんな感じで、結構自由です。
私の周りの社員は、半分程度は会社に来ずに自宅で仕事をやっている人がいます。
で、私はどうかというと、とりあえず基本は出社しています。測定器や装置を使わないと仕事ができなから出社しているっていうのもあるのですが、
それよりも、会社の方が仕事がしやすい気がするため、あえて会社に行くようにしています。
テレワークって、デメリットも結構あるんじゃないかな?
と、かねてから思っていました。
その一番の理由が、仕事仲間とのコミュニケーション。
対面にくらべて、テレワーク(オンライン)のコミュニケーションは、情報伝達や認識合わせがしにくい。
テレワークばかりしてると、会社の人間関係と疎遠になってしまう。そのため、大事な情報が入ってこない。いつの間にか、自分の仕事が少なくなっていく。
とか、そんなことも数年後に出てくるんじゃないかと思っていました。
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テレワークにもデメリットあり・人間関係の貯金を使っているだけ・・かも
さきほど、「部長って何だ!」
という本を読んでいたら、テレワークの弊害について言及されていたので、この話題を取り上げました。
伊藤忠商事で活躍された丹羽宇一郎さんの書籍です↓
本書の182ページ
コロナ時代でテレワークが加速したけど、やっぱりテレワークって弊害あるよねってことが書いてあります。
参考までに引用しておきます
私の考えはちょっと大げさに表現するならば
「会社に出てこなくていいから仕事をしろ」
ではなく
「仕事はしなくていいから全員会社に出てこい」
です。
人間は集まるから力を出せるのです
人と会うことで学び刺激を受ける。先輩や上司、お客さんとのやり取りを通して会社員として成長します
今はテレワークによる利点の方に焦点が当たっていますが、
中長期的にはその弊害がボディブローのように効いてくるのではないでしょうか。
これ、私が教材買ったりしている経営コンサルタントの北岡秀紀さんも言っていました。
今、テレワークで何とかなっているのは、これまで自分が関係構築してきた人間関係の貯金を使っているだけ。テレワークがずっと続くと、その貯金がだんだん無くなっていく。
そうした時に、仕事が行き詰まる可能性があるかもね。
って感じの内容です。
丹羽さんも同じ意見です。
じゃあ、私はどうなのか?
私自身も、それが心配なので自宅で仕事ができる日であっても、なるべく会社に来てます。
「コロナ感染に配慮してテレワークしろよっ!」という話についてはここでは置いておきます。
テレワーク組、出社組、結果的に差が出てしまうのかどうか?
これは、2年3年、長期的に結果を見てみないと分からないかもしれません。
テレワークであっても、ずっと仕事のパフォーマンスを上げられる人もいるでしょう。人それぞれかもしれません。仕事の進め方のスタイルによるのかもしれません。
そう考えて、私自身の仕事のスタイルを振り返ってみました。私の場合、周りとこまめに業務進捗を確認したり、相談しながら仕事をするスタイルです。
なので、なるべく多くの人と対面でやり取りできる出社の方が性に合ってそうだなと思いました。
「部長って何だ!」平社員のサラリーマンでも読んでおくといい
ここからはテレワークから話が逸れます。
書籍「部長って何だ!」は、タイトル通り、会社の管理職の人向けです。
私は、課長ですらない、ただの平社員の立場ですが、本書を読んでみました。
感想は、部下の立場から読んでも役に立ちますね。
上司や上の役職の人達は、部下のこういうところを見てるんだな~
ってことがよくわかります。
会社員の心構えを本書から学ぶことができます。
Amazon のコメント見ると、半分くらいはこんなコメントです。
「仕事人間が書いた本。時代錯誤。昭和のサラリーマンの働き方」
と、ネガティブなものが目立ちます。
でも私はそう感じませんでした。
「ワークライフバランス重視」とか、甘ったるいことを言ってる人が多い時代。だからこそ、丹羽さんのように猛烈に働くサラリーマンになれば、抜きん出る人材になるのは結構簡単かもって感じます。
でもでも、私が丹羽さんのようにモーレツに働けるかっていうと、
まったくそこまでいってません。
丹羽さんの本を読んだらまだまだ全然。
自分は生ぬる。
土日は普通に休んで、家族と過ごす時間を確保してるし。
丹羽さんはこんなこと言ってます。195ページ
仕事一筋になればその影で誰かがあなたの犠牲になっている。
例えば、丹羽さんは、30代後半から50代の初め。まだ子供が小学校、中学校、高校の時。入学式とか、イベントにはほとんど参加してない。子供が生まれる時、病院へさえも行ってないらしい。家族と遊園地に行った思い出も数回しかないとか。
でも、我が人生に後悔なしって。
これくらい働いてる人に対して、「ワークライフバランス」ということばが頭によぎる人間が勝てる理由なんてありませんね。
私は、丹羽さんの働き方、生き方に100%は同意できませんし、同意しようとしても多分、意思がついてかないでしょう。
でも、「ワークライフバランス重視」「定時帰り」「有給はしっかり消化」
とか言っている人に対しては絶対に負けないくらいの仕事はしてやるって気持ちは持っています。
他のページにはこんなこと書いてあります
アメリカのビジネスマンの話。
一流企業のバイスプレジデントがそうやすやすと務まるはずなどないではないか。
要するに彼らが早く帰宅するのは、家族団欒や自分の趣味のためだけではなく、
勉強するためでもあるのです
凡人はとにかく働けってこと
スペシャリストになるべきか?
それとも、全体を浅く広く経験するジェネラリストになるべきか?
この答えは50ページに書いてあります。
仕事のやり方というのは分野が異なってもそう大きく変わることはありません。
会社に応じた与信や顧客の創出などは、ある業界のプロフェッショナルであればあらゆる業界に通用します。
一芸に秀でたもの、つまり一つの業界でプロフェッショナルになる能力を持った人間は本社の管理部門に来れば他の業界についても十分把握できるでしょう。
将来、ゼネラリスト、管理職になるとしても、
その前に何かの分野でプロフェッショナルになっておく必要があるということです。
これはダイレクト出版の小川社長も YouTube 動画か何かで言ってるの聞いたことがあります。
ゼネラリストになるべきか?専門家になるべきか?
「そんなの当たり前でしょ。1つの事を深く掘り下げて専門家になる方がいいに決まってる」
ってことをおっしゃっていました。
30代、40代でも、プロフェッショナルの道を突き進むのがいいことは分かりました。
凡人が覚えておくべきこと。
138ページに書いてありました。
もし誰かが新規の顧客を獲得する力があるとしたらそれは人一倍努力をしているからです。
普通の人が3時間かけるところ、その人は5時間かけている。
差がつくのは能力ではなく努力です。
もう一つ付け加えるならば、学歴は仕事をする能力とはほとんど関係ありません。
これは、弱者の戦略・ランチェスター経営で有名な竹田陽一先生も同じようなこと言っています。
凡人ならば、人より2倍、3倍の仕事をしなきゃ勝てるわけがないと。
はい、結局、大した学歴も才能もない私は長時間労働するしかないってこと。分かりました・・
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まとめ
後半はだいぶ話がそれましたが、テレワークの時代。
やっぱり、会社に出社して人と面向かって仕事しておく方が無難かも。
週に1回か2回くらいテレワークするくらいならいいけど、
恒久的に家の中でポツンと仕事。
いつか貯金を使い果たした時に、対面で仕事してるメンバーに差がつけられる可能性も秘めています。
本書を読んで決めた。
私はやっぱり、会社に行って人と直接コミュニケーションを取って、自分の仕事場を確保する方針でやっていこうと。
あと、凡人はやっぱり、働け働け働け。
ワークライフバランスが叫ばれる今の時代、
周りに流されていると甘っちょろいことが頭に浮かんできますよね。
そんな自分にビシッと鞭を与えてくれた本です↓
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